Robert Lamm Skinny Boy [CD]
シカゴの結成メンバーで、シカゴの多くのヒット曲を生んできた、キーボードプレーヤー&ヴォーカリストのロバート・ラムのデビューソロアルバム「Skinny Boy」は74年にリリースされました。シカゴは当時人気のピークにあり、ナンバーワン・アルバムの6枚目であるシカゴVIIをリリースしていました。シカゴのバンド・メンバーによる最初のソロ活動で、シカゴのバンド活動と並行して制作され、シカゴからはテリー・キャスのみが参加しました。両親がジャズのレコードをたくさん持っていたことがロバート・ラムに音楽的な影響を与え、高校時代はレイ・チャールズに憧れ、シカゴのルーズベルト大学で音楽の授業に参加した事をきっかけに、美術から音楽へ転向しました。「長い夜」「サタデイ・イン・ザ・パーク」などのヒット曲を書いたロバート・ラムですが、このアルバムでは知的でセンス溢れる内向的な作品「Love Song」など、シカゴとはまた違う一面を表現していて、ロバート・ラムが幅広いジャンルにアンテナを張っていたことがわかるアルバムとなりました。残念ながらプロモーションはほとんどまたはまったくなかったようで、あまり知られていないアルバムです。ポインター・シスターズ もコーラスとして参加しています。
「Love Song」
「Temporary Jones」
「Crazy Way to Spend a Year」
「Fireplace and Ivy」
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