Rajie Espresso [CD]
RAJIE(ラジ)はムーンライダーズの妹分として、女子高生フォークグループROW(後にポニーテールに改名)「失われたもの達」でデビュー。その後にポニーテールを脱退し、CMソングなどを手がけたのち、77年にソロデビュー。サディスティックス、大滝詠一アルバム「A LONG VACATION」などへのコーラスにも参加。5枚のアルバムを発表し、結婚のため一時活動を休止し、3年ぶりに84年にリリースされた前作「午後のレリーフ」に続き、東京発のヨーロッパの香りがするアルバム「Espresso」は85年にリリースされました。エスプレッソの苦みの効いたポップスという設定で、初回プレスのみエスプレッソの匂い付きカードが付いていたそうです。サウンド・プロデュースはラジとTOP STONE(西本明、本田達也、滝本季延)。それにしても変わらない透明感溢れる歌声はさすがラジという感じでした。80年代後半以降は、バッキング・ボーカルを中心に活動。
「悲しみのエレファント」唐木裕史 作詞、本田達也 作曲
「夢色伝説」竜真知子 作詞、岸正之 作曲
「水の記憶」芹沢類・實川翔 作詞、本田達也 作曲
「光と影」實川翔 作詞、西木栄二 作曲
ラジさんのヴォーカルってどこまでもクリアで
それでいて安らかなラグジュアリー感がなんとも言えないくらい
心地いいですよね。浮遊感さえ感じちゃいます。^^
東芝EMI(統合されて 現:ユニバーサル)に移籍されてからの
作品はじっくり聴いたことなくて それ以前の作品もつまみくい
くらいなので とりあえずソニーに在籍されていた頃の2枚組の
BESTを買おうと思っています。♬~
by ゆうのすけ (2023-05-22 13:36)
ゆうのすけさん
ラジを始め聴いたのはサディスティックスの「The Tokyo Taste」を聴いた時で、曲も好きだったのですが声が特に印象に残っていて、その一年後にファースト・アルバムが発売されて、「The Tokyo Taste」も南佳孝とのデュエットでのセルフ・カヴァーも良かったし、名曲の「愛はたぶん」も入っていたし、高橋幸宏、後藤次利がサウンド・プロデュースをしている大好きなアルバムでした。セカンド・アルバムも高橋幸宏、後藤次利のサウンド・プロデュースに坂本龍一が加わって作られていて、さらに山下達郎がコーラスで参加している今考えると豪華なアルバムでした。ソニーに在籍していた時のこの2枚のアルバムは外せませよ。
by ameneko (2023-05-22 21:20)