角松敏生 あるがまま [CD]
アルバム「あるがままに」は、1992年に発売された角松敏生通算10作目のスタジオ・アルバム。90年代初頭の作品から徐々に内省的な作品が増え、インタビューでも思想的・哲学的な内容の受け答えが多くなっていった。そして、自身の音楽に対する絶望感を訴え、1993年の日本武道館公演をもって歌手活動の「凍結」を宣言し、無期限の休止となる。フル・アルバムとしては、活動凍結前の最終作で、我々リスナーの為ではなく、極めて個人的な一人の「君」にある想いを伝えるためだけに制作されたアルバムとなった。ブックレットの最終ページに「もしも、僕の音楽が君の心を変えられないのなる、僕にとって音楽はもう無意味なものである」と記されている。アルバム全てを一個人に捧げ、一人のミュージシャンが、音楽に愛を託した、私小説的な要素を持ったアルバムとなった。
「さよならなんて絶対言わない」作詞・作曲・編曲 : 角松敏生
「夜をこえて」作詞・作曲・編曲 : 角松敏生
「君を二度とはなさない 」作詞・作曲・編曲 : 角松敏生、ブラス編曲 : 角松敏生・小林信吾
「あるがままに」作詞・作曲・編曲 : 角松敏生、ブラス編曲 : 小林正弘、ストリングス編曲 : 小林信吾
角松さんというと、やはりドラマ「敵同志好き同志」のテーマソング「THIS IS MY TRUTH ~SHININ' STAR~」が印象に残りますね。
カメオ出演もアドリブでのりきっていたし。
by いっぷく (2023-06-14 02:09)
映画かドラマのようなロマンチックな話ですね。
楽曲より、その後の経緯のほうが気になってしまいました。(^^)
by バク・ハリー (2023-06-14 09:13)
いっぷくさん
ドラマ「敵同志好き同志」のテーマソング「THIS IS MY TRUTH ~SHININ' STAR~」あまり記憶にないのです。よく考えたらこの頃、大阪に仕事でいたり、その後も全国の都市を飛び回っていたので、ドラマというよりテレビを見ている暇がなかったのです。角松さんも出演していたのですね、知らなかったです(チョット見たかった)。
by ameneko (2023-06-14 21:28)
バク・ハリーさん
角松敏生も30歳を過ぎて内省的な作品が増えるのはわかるのですが、突然の「凍結」を宣言、何があったかわからなくて、個人的にはモヤモヤした作品となりました。まあ復活するんですけどね。
by ameneko (2023-06-14 21:47)