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Randy Crawford Raw Silk [CD]


Raw Silk

Raw Silk

  • アーティスト: Crawford, Randy
  • 出版社/メーカー: Warner Bros UK
  • 発売日: 2000/03/13
  • メディア: CD


クルセイダースと共演した「ストリート・ライフ」のヒットで一躍有名になった、女性シンガー、ランディ・クロフォードのサード・アルバム「Raw Silk(絹の響き)」は79年にリリースされた。前2作は内容の素晴らしさが反映されず、セールス的にはパッとしなかったが、本作はR&B63位、ジャズ35位とチャート・インを果たし、知名度を着実に上げたアルバムとなった。プロデゥースはステファン・ゴールドマン、彼は60年代からフレイミングルーブス、ロジャー・カラウェイなど渋めのプロデュースをし、70年代はブラジルの名サックス奏者ジョン・クレイマーをアルバムを数枚手掛け、80年代はヴァン・ダイク・パークスの「ジャンプ」もプロデュースをしている。誰もが知っているヒット曲を生み出してはいないが、良質の作品を堅実に生みだしている。本作は、ほとんどがカヴァー曲で構成されているのだが、その選曲はステファン・ゴールドマンによるものなのか派手ではないがランディ・クロフォードの歌声に見事にマッチさせている。やはり良質の作品のアルバムである。

「I Stand Accused」R&Bシンガー、ジェリー・バトラーが64年にヒットさせた曲のカヴァー。

「Declaration of Love」伝説的なニューオーリンズのプロデューサーであるアレン・トゥーサンの曲で、彼の78年のアルバム「モーション」に収録されている。

「I Hope You'll Be Very Unhappy Without Me」AORのシンガー・ソングライター、ビル・ラバウンティの作品で、彼のファースト・アルバム及びセカンド・アルバムに収録されている。

「Just to Keep You Satisfied」マーヴィン・ゲイの名作「レッツ・ゲット・イット・オン」に収録されている。

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コメント 2

ゆうのすけ

ランディ・クロフォード!懐かしいですね。
私は90年代に入って ドラマの主題歌になって国内では大ヒットになった「スウィート・ラブ(Almaz)」しか知らないんですが もうその頃にはかなりのキャリアがあったんですね。
ドラマのオープニングはビリーヒューズの「とどかぬ想い~Welcome to the edge」で始まり やたら展開起伏が激しいドラマの中で クッション的にランディ・クロフォードの歌が流れるんですが なんともせつないイメージが焼き付いちゃいました。
by ゆうのすけ (2023-07-14 17:57) 

ameneko

ゆうのすけ さん
「スウィート・ラブ」原題は「Almaz」ですね、もともとは86年にイギリスでヒットした曲でした。アルバム「Abstract Emotions」にも収められているので思い出しました。
ドラマ見ていなかったのですが、曲のイメージから何となく想像できますね。
by ameneko (2023-07-14 20:47) 

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