The Stylistics Rockin' Roll Baby [CD]
「ロッキン・ロール・ベイビー」は73年にリリースされた、スタイリスティックスのサード・アルバム。70年代を席巻したフィリー・サウンドを先導したプロデューサー、トム・ベル作の最終作となったアルバムとなり、フィラデルフィアのシグマ・サウンド・スタジオ・ノースで録音された。ラッセル・トンプキンスJrが持つハイ・トーンのスウィーツ・ヴォイスと、クラシックにも精通しているトム・ベルのアレンジの融合による美しさは素晴らしい、そしてフィリー・サウンドながらも独自のスタイルを構築している。本作はこれまでとは比重が変わり、メッセージ・ソングが増え、その美しさは変わらないが、その分憂いが心に沁みる。日本でも「誓い」としてヒットしたスタイリスティックスの代表曲である名曲の「You Make Me Feel Brand New」がやはり秀逸です。
「Only For The Children」
「Payback Is A Dog」
「You Make Me Feel Brand New」
「I Won't Give You Up」
「誓い」は幾多の70年代ソウルミュージックの中でも
個人的にはベストフェイバリットソングの1曲です。
この後に発表された「愛がすべて」もいい曲ですね。
日本ではかなりヒットするもおひざ元の米国ではTOP40にも
入らなかったことが不思議で仕方ないのですが・・
by NO14Ruggerman (2023-07-24 13:23)
NO14Ruggermanさん
私も「You Make Me Feel Brand New」は大好きな曲です、「Can't Give You Anything (But My Love)」もヴァン・マッコイらしくていい曲です。ジャンルはちょっと違うのですがサンタナの「哀愁のヨーロッパ」も日本だけでヒットしたそうです、哀愁のある曲を好むのは日本人の特有な事かもしれません。
by ameneko (2023-07-24 21:07)