Bob Dylan Blood on The Tracks [CD]
「ブラッド・オン・ザ・トラックス」は、75年にリリースされたシンガーソングライター、ボブ・ディランの15枚目のスタジオ・アルバム。70年代のボブ・ディラン屈指の名盤とよばれる、全10曲すべてが、それにふさわしい味わいのある楽曲となっている、60年代からの別れと次の時代への思いがさまざまな形となって、今も輝きを放っている。このアルバムは当初、批評家から賛否両論あったが、その後、批評家とファンの両方からディランのベスト・アルバムの1つとして再評価され、さまざまな出版物が史上最高のアルバムの1つとして挙げている。さらにボブ・ディランのベストセラー・スタジオ・リリースの1つであり、アメリカレコード協会(RIAA)から、アメリカで少なくとも200万枚を売り上げたとしてダブル・プラチナ認定を受けていて、2015年、グラミーの殿堂入りを果たしている。妻サラとの別れが、大きく楽曲に関係していると言われているが、楽曲のそこかしこに別れた人への思いを鋭く表現しているがボブ・ディラン本人はそれを否定している。アルバムの収録曲は全てオープンDチューニングで演奏されいるのも興味深い。
「Tangled up in Blue」
「You're A Big Girl Now」
「Idiot Wind」
「If You See Her, Say Hello」
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