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なぎら健壱 葛飾にバッタを見た [CD]


葛飾にバッタを見た

葛飾にバッタを見た

  • アーティスト: なぎらけんいち
  • 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
  • 発売日: 2020/02/19
  • メディア: CD


なぎら 健壱は東京都中央区銀座の生まれで小学校3年のときに葛飾区金町に転居、下町を愛するシンガーソングライターである。高石友也に感化され、五つの赤い風船の西岡たかしや、高田渡に影響を受ける。アングラフォークに目覚め72年にアルバム「万年床」でアルバム・デビューする。なぎら健壱の名前を全国に轟かせたのが74年にリリースしたシングル「悲惨な戦い」だった。フィクションにもかかわらず実話と聴き手は錯覚してしまうほどよく出来ており、日本相撲協会が「国技をなめているのか」とカンカンに怒り、この影響か不明ではあるが、放送禁止歌になり、ラジオやテレビから締め出された。この曲が入ったアルバム「葛飾にバッタを見た」は10年以上のたった87年になって再リリースされることとなる。カントリー・サウンドに下町情緒が溶け合うサウンドに、抱腹絶倒の「悲惨な戦い」は、なぎら健壱の代表的歌唱スタイルであったトーキング・スタイルの曲で、初期はもっとメロディがあったが、時を経るごとに歌詞・内容が変わり、トーキングとなっていったらしい。
「悲惨な戦い」

「葛飾にバッタを見た」

「昭和の銀次」

おまけで「いっぽんでもニンジン」日本で一番売れた曲の「およげたいやきくん」のB面で、どうせ売れないと思い、なぎら健壱は数万円で歌唱を受けてしまい、莫大な印税が入らず後悔する事となる曲。

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コメント 8

ぼんぼちぼちぼち

なぎらさん、好きでやす!
「下町小僧」などの、著書も多いでやすね!
by ぼんぼちぼちぼち (2024-01-05 10:48) 

kou

子供の頃、「悲惨な戦い」はクラスで大流行で真似する友人が多かったのをよく覚えてます。久しぶりに聴きました。
話が逸れますが、彼にとって酒は花やお茶と同じく嗜んでると断言してます。嗜むという事はすなわち「道」であると。彼にとって酒は茶道や華道と同じ「酒道」であるらしいです。私も道と信じて毎日嗜んでますm(__)m
by kou (2024-01-05 11:14) 

みうさぎ

なぎら健壱好きですっ
「いっぽんでもニンジン」歌っていたんですねっ およげたいやきくんも空前のヒットソングになりましたが 世の中そんなもんかもですっ
by みうさぎ (2024-01-05 14:07) 

ameneko

ぼんぼちぼちぼち さん
なぎら 健壱さん、良いですよね、下町には住んだことが無いのですが下町のことを最初に教えてくれた人でした。
ライブも見た事があるのですが誠実に音楽に向き合ったライブで、なぎらさんの人柄がよく表れていてとってもいいライブでした。
by ameneko (2024-01-05 22:43) 

ameneko

kou さん
私も「悲惨な戦い」はコピーして当時友達の前で歌っていました。
「酒道」ですか、なぎらさんお酒好きでしたよね、テレビでもよく言っていましたね。kou さん飲み過ぎには注意してくださいね。
by ameneko (2024-01-05 22:53) 

ameneko

みうさぎ さん
「いっぽんでもニンジン」の話、なぎらさんが笑いながら話していました、そんな人柄がすきでした。

by ameneko (2024-01-05 22:59) 

ハマコウ

なぎら健壱さんと坂崎幸之助さんとのフォーク談義は楽しいですね。
著書「高田渡に会いに行く」もおもしろく読みました。
by ハマコウ (2024-01-06 07:43) 

ameneko

ハマコウ さん
坂崎幸之助さんの幅広い交友関係は凄いですね。加藤和彦や忌野清志郎、あがた森魚、吉田拓郎、泉谷しげる、所ジョージなど、そうそう映画「下落合焼とりムービー」にも出演していたのを思い出しました。
by ameneko (2024-01-06 21:35) 

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