Allen Toussaint Life, Love And Faith [CD]
60年代から70年代にかけて数多くのアーティストのプロデュース、ピアニストとして、作曲、編曲を手がけ、ニューオーリンズのR&Bシーンを影から支えてきたアラン・トゥーサンの72年にリリースした「 ライフ・ラブ・アンド・フェイス」はニューオーリンズのR&Bに根ざしながらも、ハード・ファンクやスムース・ソウルも含むように、自分のサウンドを伸ばし、洗練させ、拡張した物だった。ソウル・アルバムではあるが、ランディ・ニューマン、ボニー・レイット、リトル・フィート、ジョニ・ミッチェルといったリプライズのシンガー・ソングライターの一員であるという感覚があった為か、70年代初頭にニューオーリンズから生まれたほとんどの音楽よりも、この作品のように感じられる視覚、ここでトゥーサンは、ニューオーリンズのR&Bサウンドとほぼ同じである彼の特徴的なサウンドのあらゆる順列を見つけたかのようだ。トゥーサンの家族の1人であるヴァンサン・トゥーサン、トゥーサンの関連グループであるメーターズのジョージ・ポーター・ジュニアとレオ・ノセンテッリを含む22人のミュージシャンがアルバムのレコーディングを手伝った。 このアルバムはトゥーサンの最高傑作の1つとされている。彼が関わったアーティストは、アーマ・トーマス、リー・ドーシー、アーニー・ケイドー、ミーターズ、ラベル、ポール・サイモン、ザ・バンドなど、広範囲に渡っている。
「Out Of The City Into Country Life 」
「Goin' Down」
「Victim Of The Darkness」
「She Once Belonged To Me」
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