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中森明菜 不思議 [CD]


【Amazon.co.jp限定】不思議 [オリジナル・カラオケ付] <2023ラッカーマスターサウンド> [2CD] (メガジャケ付)

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  • アーティスト: 中森明菜
  • 出版社/メーカー: ワーナーミュージック・ジャパン
  • 発売日: 2023/05/01
  • メディア: CD


「不思議」は中森明菜の9枚目のスタジオ・アルバム。86年にリリースされた。このアルバムは中森明菜にとって初めてのセルフ・プロデュースをした作品。ディレクターの藤倉克己によると、そろそろコンセプト・アルバムを作ろうと話していたところ、「不思議」というコンセプトを中森から持ちかけてきたという、シングル「TATTOO」を手掛けている関根安里らのEUROX、吉田美奈子、SANDII & THE SUNSETS(SANDII、久保田真箏、井上ケン一)らの楽曲が選定され、1回目のトラックダウン終了後、中森は「そのミキシングでは"カッコいいけど、不思議じゃないネ」と発言、当時、新進気鋭のバンドサウンドのEUROXによるアレンジでサウンドとヴォーカルがひとまとまりとなって聴こえる2回目のトラックダウンが行われた。ミキシングに関しては、もともと中森のアイデアにより、ヴォーカルを小さく処理したとディレクターの藤倉は明かしている。本作のコンセプトは、声も楽器の一部であるというものであった。かなりチャレンジングなミックスとなった為か「ヴォーカルがよく聞き取れない。不良品ではないのか?」との問い合わせが絶えなかったという。『CDジャーナル』は本作について「初めて聴くと、何かが足りないのではないかという疑問と不安が入り交ったフクザツな気持になる。そう、それを意図した作品のようだ」とコメントした。
「Back Door Night」作詞:麻生圭子 作曲:EUROX 編曲:EUROX

「Labyrinth」作詞:麻生圭子 作曲:EUROX 編曲:EUROX

「燠火(おきび)」作詞:吉田美奈子 作曲:吉田美奈子 編曲:吉田美奈子、椎名和夫

「Mushroom dance」作詞:SANDII 作曲:久保田真箏・井上ケン 編曲:EUROX

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コメント 6

ゆうのすけ

最大の問題作って大々的に言われてましたよね!^^
予約して買いましたが なんともタイトル通り不思議で
音楽として楽しむのも勿論ですが ピクチャー盤で蛍光塗料が
使われていたり アート的な作風が強かったですね。
後にも先にも デビューから聴いていますが 一番聴いた回数が
少ないのもまたこのアルバムです。^^;
by ゆうのすけ (2024-02-27 13:49) 

ameneko

ゆうのすけ さん
ほんとうに不思議なアルバムです、作曲家陣も作詞家陣も素晴らしいく、ヴォーカルだけが音量が小さいだけでなく、リバーブも深すぎて演奏に埋もれていて、確かに不思議な雰囲気があって、意図する事はわかるんだけど、アーティスティックに走りすぎた感がありますね、最初のミキシングを聴いてみたかった。
by ameneko (2024-02-27 21:20) 

TAK

アイドルがこんなアルバムを…。もちろん購入しただけで、私もあまり聴いていません。何曲かヴォーカルを大きめにしてリミックスされてますけど、こちらもあまり聴いてないです。最近発売されたオリジナル・カラオケの方がたくさん聴いてます。明菜ちゃんごめんなさい!
by TAK (2024-02-27 22:34) 

ameneko

TAK さん
コメントありがとうございます。
不思議なアルバムです、ヴォーカルのミキシングだけで、こんな作品になってしまう、本人の意思が強く反映されなくてはここまでの作品ににならなかったのではと思います。演奏とアレンジはカッコイイだけに、でも、それを意図した作品なんでしょうね。
by ameneko (2024-02-27 23:09) 

lequiche

1986年に、しかもアイドルでこのアルバムっていうのは素晴らしいです。
浅川マキにも声の聞こえにくいコンセプトのはありますけど
これだけリヴァーブに埋もれているのはすごい!
本人はチューブラー・ベルズに影響を受けたと言っているそうですが
一番近いのはコクトー・ツインズだと思います。
Treasure (1984), The Pink Opaque (1985) あたりの音。
私の愛聴盤です。
by lequiche (2024-02-29 02:54) 

ameneko

lequiche さん
特に中森明菜のファンでもなかったのですが、このアルバムを聴いた時に、この人のルーツとなるような音楽は何かと考えたのを覚えています。その疑問はそのままわからなかったのですが、アルバム「チューブラー・ベルズ」に影響を受けたのですか、ちょっと意外な所からの音楽性は面白く、ちょっと理解ができました。久しぶりに「チューブラー・ベルズ」を聴きました、映画「エクソシスト」のテーマから始まり、色々な展開があるのが、懐かしかった、映画「エクソシスト」も74年に見に行きました。コクトー・ツインズ知らないので聴いてみます、知らない人の音を聴くのは楽しみです、ありがとうございます。
by ameneko (2024-02-29 23:12) 

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