SSブログ

シリア・ポール 夢で逢えたら [CD]


夢で逢えたら

夢で逢えたら

  • アーティスト: シリア・ポール
  • 出版社/メーカー: SMR
  • 発売日: 2018/03/21
  • メディア: CD


大瀧詠一がモコ・ビーバー・オリーブのシリア・ポールを迎えて制作した、ナイアガラ・レーベル初の女性シンガーのアルバム「夢で逢えたら」は77年にリリースされた。曲の構成は、タイトル曲のメロディアスな大瀧作品と、アメリカン・ポップスのカヴァーを中心に構成され、サウンドも、フィル・スペクター、サウンドの再現を狙って,全編に渡り多様されたエコーが印象的なアルバムとなった。60年代を知る、大瀧詠一らしい作品で、60年代ポップスのオマージュ的な要素も含んでいる。その後のインタビューで、「ロング・ヴァケイション」のリハーサルとなった作品と大瀧詠一自身が語っている。山下達郎はストリングス・アレンジを担当したいる。
「夢で逢えたら」

「ドリーミング・デイ」

「The Very Thought Of You」77年6月20日 THE FIRST NIAGARA TOUR 渋谷公会堂より

おまけで89年のアルバム「Mai」から「今日は星がキレイ」

nice!(34)  コメント(6) 
共通テーマ:音楽

Moonriders Nouvelles Vagues [CD]


ヌーベル・バーグ(紙ジャケット仕様)

ヌーベル・バーグ(紙ジャケット仕様)

  • アーティスト: ムーンライダーズ
  • 出版社/メーカー: 日本クラウン
  • 発売日: 2006/10/25
  • メディア: CD


「ヌーヴェル・ヴァーグ」は78年にリリースしたムーンライダーズの4枚目のアルバム。ヌーヴェル・ヴァーグ、言い換えれば、ニュー・ウェイヴになる、ヨーロッパ的な感覚とアメリカン・ロック的な感覚が巧みにブレンドされた秀逸なアレンジにモダンな歌声、個々の楽曲の完成度の高さ、最先端に飛び出そうとしている感覚、などが合わさったアルバムで、シーケンサーを実験的に使った曲や、パンク的な要素を取り入れたり、ジョン・サイモンやミルトン・ナシメントのカヴァーを取り入れたりと、その絶妙な感覚には、言葉も出ない。スケール感を増幅させたエキゾチックなオルタナティヴ・ロック世界が展開された傑作である。
「トラベシア」

「ジャブ・アップ・ファミリー」

「アニメーション・ヒーロー」

「夜の伯爵/The Night Count」

nice!(29)  コメント(0) 
共通テーマ:音楽

Nobody [CD]


NOBODY

NOBODY

  • アーティスト: NOBODY
  • 出版社/メーカー: ハミングバード
  • 発売日: 1988/11/21
  • メディア: CD


矢沢永吉バンドを経て、相沢行夫(vo, g)、木原敏雄(vo, g)の2人でNOBODYを81年に結成。HOUND DOGの「浮気な、パレット・キャット」アン・ルイスの「六本木心中」吉川晃司の「モニカ」小泉今日子の「風のマジカル」など多数のアーティストに楽曲提供・サウンド・プロデュースも同時に行い、立て続けにヒット曲を量産、大手企業のTV・CMソングも多数手掛け、ヒット・メーカーとして80年代の音楽シーンを席巻した稀代のソングライター・ユニットのNOBODY。ファースト・アルバム「NOBODY」は82年にリリースされ、レコーディングのメンバーはNOBODYだけで、ドラムスはリン・ドラムのLM1を使用、ヴォーカルはすべてダブル・トラックで録られている。さらに、このレコーディングの為にグレッチのテネシアン・カントリー・ジエントルマンのギターを購入し、録音したサウンドは、マージー・ビート(60年代前半にイギリスで勃興したロックンロールのムーブメントおよびそこから確立したジャンル、ビートルズの成功で注目を集め、ブームになったもので、リバプールがマージー川の沿岸都市(マージサイド)だったことから来た)をバック・ボーンにしているサウンドで非常にカッコイイものだった。
「My Road Show」

「Never Say No」

「Connection」

「Oh, Pretty Baby」

nice!(31)  コメント(2) 
共通テーマ:音楽

The Corrs Forgiven,Not Forgotten [CD]


Forgiven Not Forgotten

Forgiven Not Forgotten

  • アーティスト: Corrs
  • 出版社/メーカー: Atlantic / Wea
  • 発売日: 1996/01/09
  • メディア: CD


「Forgiven, Not Forgotten」は、アイルランドのポップ・ロック・グループ、ザ・コアーズのデビュー・スタジオ・アルバムで、95年にアトランティック・レコードから全世界でリリースされた。デヴィッド・フォスターのプロデュースのもと、ケルト・ミュージックのエッセンスとロック/ポップスのプロダクションが絶妙に溶け合ったファースト・アルバムとなった。ザ・コアーズは、緑と音楽の国アイルランドが生み出した、コアー家の4兄妹(兄1人、妹3人)によって編成される、文字どおり「世界最高の兄妹バンド」となり、その後、全世界でのアルバム累計セールスは4,000万枚を超える事となる。このファースト・アルバムでは、アイリッシュ・トラッドの影響の強い曲のインスト・ナンバーを6曲も収録されていて、ポップなメロディを巧みに挿入し、トラッド色と合わせて、実に上手くプロダクションされているのが、特長てきなアルバムでもある。
「Forgiven, Not Forgotten」

「Erin Shore (Instrumental)」

「Heaven Knows」

「Runaway」

nice!(28)  コメント(0) 
共通テーマ:音楽

XTC Oranges&Lemons [CD]


オレンジズ&レモンズ

オレンジズ&レモンズ

  • アーティスト: XTC
  • 出版社/メーカー: EMIミュージック・ジャパン
  • 発売日: 1995/06/28
  • メディア: CD


「オレンジズ・アンド・レモンズ」は、89年にヴァージン・レーベルからリリースされたXTCの9枚目のアルバム。レコーディングはロサンゼルスのオーシャン・ウェイ・レコーディングで行われた。アルバムのタイトルはマザー・グースの「オレンジとレモン」からとられている。 このアルバムから、CDをメインにしたミキシングがなされるようになった。XTCは、ビートルズやザ・ビーチ・ボーイズといった英米問わず、オールディーズなポップスや、サイケデリック・ロックなどからの幅広い影響をもとに、その活動を通じてポップミュージックのオルタナティヴな可能性を追求した、イギリスのバンドで独特のポップセンスとこだわりに満ちたアレンジを志向しながらポップス・ロックとしてのフォーマットを損なわない大胆なアプローチは、のちのブリットポップ・ムーヴメントにも大きな影響を与えた。何度かのメンバーの加入・脱退がありつつ、ニュー・ウェイヴからポップスへの大胆な音楽性の変化を経てつくられた「オレンジズ・アンド・レモンズ」はアナログ盤では2枚組の大作となった。日本のミュージシャンでは、ムーンライダーズ、カーネーション、スピッツ、L⇔R、POLYSICS、ホフディラン、などに影響を与えている。前々回に紹介した鈴木さえ子のアルバムでは3曲XTCのアンディ・パートリッジがプロデュースをしている。
「Garden Of Earthly Delights」

「Mayor Of Simpleton」

「King For A Day」

「The Loving」

nice!(31)  コメント(0) 
共通テーマ:音楽

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。