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マライア アウシュビッツ・ドリーム [CD]


アウシュビッツ・ドリーム

アウシュビッツ・ドリーム

  • アーティスト: マライア
  • 出版社/メーカー: キングレコード
  • 発売日: 2018/02/07
  • メディア: CD


マライア のセカンド・アルバム、清水靖晃を中心に、ジャズ・シーンで知り合ったキーボード・笹路正徳、ドラム・山木秀夫、清水と共に「小林泉美&フライングミミバンド」のメンバーだったギター・土方隆行、ベース・渡辺モリオにより、「清水靖晃グループ」を結成。その後に周辺ミュージシャン、スタッフを含めて「マライア・プロジェクト」と称する音楽制作集団を結成(初期の頃はスクエアの伊東たけしとトランペットの岡野等もいてライブでブレッカー・ブラザースみたいな事をやってました、秋山一将もいたことがあります)。 カテゴライズが難しいバンドで、ジャズ、フュージョン、ハード・ロック、プログレッシブ・ロック、テクノ、ニューウェーブといった要素を含んでいる、 山木は SHOGUNに在籍していることもあり当初はゲスト・メンバー扱いだったが、セカンド・アルバムから正式メンバーとなっている。前作のYEN TRICKSよりも、プログレッシヴ・ロックとしての完成度は増し、ダークなテーマを採用したコンセプトアルバムとして、統一感もバランスもしっかりしている。ビジュアル系のような村川ジミー聡のボーカル、まだビジュアル系なんて言葉も無い時代、独自のポップ感覚とハイ・レベルの音楽性が寄り添ったアルバム。
2018年に再発されたレーベルも80年代初頭に伝説の関西のプログレハードロック・バンドの「ノヴェラ」ビジュアル系の元祖と言われたバンドと同じレーベルで、マライアはジャズ・フュージョン系じゃなくプログレッシブロックのカテゴリーにも入っているのかと思わせたアルバム。その後もアルバムを出すたびにコンセプトが全然違うので、賛否両論があったりしたバンドでした。秋本奈緒美の「Rolling 80's」や亜蘭知子の「神経衰弱」デビューをマライアがプロデュースしている、他にも色々なアーティストと関わっている。


「the introduction~auschwitz dream」クイーンからインスパイアされたようなコーラス、演奏力もアンサンブル抜群、海外でも通用しそうなプログレッシブロック、でも村川ジミー聡のボーカルが弱いとの声が多かった。

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