Joni Mitchell Court and Spark [CD]
Court and Spark by JONI MITCHELL (2004-08-23)
- アーティスト: JONI MITCHELL
- 出版社/メーカー: Elektra/Asylum
- メディア: CD
71年の傑作アルバム「Blue」でフォークの究極を描いたジョニ・ミッチェル、74年にリリースされた「Court and Spark」からジャズの要素を取り入れ始めた転換期のアルバムだが傑作でもある、フォークとジャズが絶妙な形でブレンドされていて特に、アコースティックのサウンドとの融合が試みられている、またLAのジャズミュージシャンを多く起用したウエストコーストサウンドでもある。ウィルトン・フェルダー、ラリー・カールトン、ジョー・サンプルといったクルセイダーズ人脈のほか、ロビー・ロバートソンやトム・スコット、ホセ・フェリシアーノ、この頃私的なパートナーだったドラムのジョン・ゲランまで参加し、さらにかつての恋人だったデイビィッド・クロスビーやグラハム・ナッシュまでがコーラスで参加しているのが恋多きミュージシャンであるジョニ・ミッチェルらしく、移り行く男女の恋愛の機微までも表現されている。ジョニ・ミッチェルの全アルバムの中でも、もっとも明るくて聴きやすいアルバム、この頃はまだヒット曲を考えていたアルバムでもある。この後にジャコ・パストリアスやウェイン・ショターと出会い、より大胆なサウンドへと進んで行く。
「Free Man in Paris」ジョニ・ミッチェルの代表曲の一つで、アサイラムレコードの創設者のデビッド・ゲフィンのことを歌っている。
「Help Me」シングル曲で7位になっている。
「Raised on Robbery」ジョニ・ミッチェルの歌うロックンロール。
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