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Jeff Beck Wired [CD]


ワイアード(期間生産限定盤)

ワイアード(期間生産限定盤)

  • アーティスト: ジェフ・ベック
  • 出版社/メーカー: SMJ
  • 発売日: 2018/09/12
  • メディア: CD


前作「ブロウ・バイ・ブロウ」の成功の後、ジェフはスタンリー・クラークのアルバム「ジャーニー・トゥ・ラヴ」のレコーディングに参加し、スタンリーとのセッションでインストロメンタルへの傾倒はより強まることとなった。アルバム「ワイアード」のプロデュースはマハヴィシュヌ・オケーストラのプロデュースをしてインストルメンタルの音楽に実績を残したジョージ・マーティンが「ブロウ・バイ・ブロウ」に続き担当している。本作は何と言ってもマハヴィシュヌ・オケーストラからヤン・ハマー(key)とナラダ・マイケル・ウォルデン(dr)が参加し、マハヴィシュヌ・オケーストラで鍛えられた卓越したプレイによって前作よりもハードでダイナミックなプレイが繰り広げられている。
このアルバムは、バックの音がどんなジャンルだろうが関係なく対応し表現するジェフ・ベックのロック・ギタリストとしてのギター・プレイは、強烈なオリジナリティとそれを裏打ちする高度なテクニックと卓越したセンスは誰にも真似が出来ない唯一無二のギタリストである事と、さらにこのアルバムでのギター・プレイはアグレッシブさが目立ち、前作よりさらに進化させるプレイは彼の神髄であり真骨頂を感じられる作品である。この頃のジェフ・ベックは映像に映るのが嫌いであまり映像が残っていない。


「Led Boots」ナラダ・マイケル・ウォルデンのドラム・プレイとヤン・ハマーのムーグ・シンセサイザーでのプレイとジェフのギター・プレイは強烈だ。

「Play With Me」ナラダ・マイケル・ウォルデンの作曲、ヤン・ハマーのムーグ・シンセサイザーのソロがフューチャーされたファンキーなナンバー。

「Goodbye Pork Pie Hat」ジャズ・ベーシストの巨匠、チャールズ・ミンガスの作曲。

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NO14Ruggerman

ジェフ・ベックの曲はベック・ボガート&アピス時代の
スティービー・ワンダー作<迷信>が印象深いです。
1973年頃でしたか、当時洋楽を聴き始めたばかりの時期でして
「ソウル」の元曲を「ロック」で演奏することに驚愕しました。
曲の終盤部分のアドリブじみた演奏にオリジナルには見られない
ワクワク感を抱いたものです。

by NO14Ruggerman (2021-02-20 11:50) 

ameneko

NO14Ruggermanさん
BB&Aの「迷信」最高ですよね、BB&Aは去年の2月9日と今年の1月21日に紹介しています、1月21日は2021年1月13日に死去したティム・ボガート事を書いています、当時のライブ映像もあります。
スティービー・ワンダーの「迷信」も去年の4月5日に紹介、当時のセサミストリートでのライブ映像があります。よかったら見てください。
by ameneko (2021-02-20 12:56) 

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