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Ben Sidran The Cat And The Hat [CD]


ザ・キャット・アンド・ザ・ハット(紙ジャケット仕様)

ザ・キャット・アンド・ザ・ハット(紙ジャケット仕様)

  • アーティスト: ベン・シドラン
  • 出版社/メーカー: ユニバーサルインターナショナル
  • 発売日: 2010/04/01
  • メディア: CD

前作の「ライブ・アット・モントルー」からの主要メンバーのマイク・マイニエリとの共同プロデュースとなった「The Cat And The Hat」。広い範囲に及ぶジャズ・スタンダード曲など、ジャズの作品を新旧混ぜた作品となっている。参加メンバーは、スティーブ・ガットとエイブラハム・ラボリエルという強力ナリズム隊、リー・リトナー、バジー・フェイトンのギター陣、ジェリー・ヘイ、ジョン・ヘンダーソン、マイケル・ブレッカー、トム・スコットのホーン陣、バック・ボーカルにルーサー・ヴァンドロスも参加している、これはマイク・マイニエリが連れてきたと思えるが、このメンバーならフュージョンになるのだが、独自の感性と彼のスタイルこだわるベン・シドランの音楽となってしまう。このアルバムの新しい試みは、ジャズの曲に歌詞を付けて歌うこと、このアレンジにマイク・マイニエリと共同であたっている、ジャズの名曲に尊敬の念を保った再生を図っている。ちなみにマイク・マイニエリはティム・ハーディンやローラ・ニーロの初期の活動でシンガー・ソングライターの世界にジャズのタッチ取り入れた先駆者のひとりです。


「Hi-Fly」50年代後半、アート・ブレイキーとキャノンボール・アダレイの演奏で有名な曲だが、ベンによって新しい曲になっている、マイケル・ブレッカーのソロがフィーチャーされている。

「Give It To The Kids」唯一の新曲、シドランとマイニエリの共作。

「Steps to Heaven」ビクター・フリードマンの作曲で、マイルス・デイヴィスの演奏で有名な名曲をスティーブ・ガットのドラムとベン・シドランの歌で新しく再生した。



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NO14Ruggerman

「Steps to Heaven」を聴いてビックリ!
まるでオリジナルのように歌詞がしっくり来ていますね。
スティブ・ガッドやマイケル・ブレッカーなどの演奏も
聴け、いたって豪華な顔ぶれですね。
by NO14Ruggerman (2021-02-23 12:04) 

ameneko

NO14Ruggermanさん
この頃は豪華な顔ぶれのアルバムが沢山ありましたよね、言い忘れましたが「Steps to Heaven」のサックスはジョン・ヘンダーソンです。
最初の頃のブログにコメントありがとうございます。
Earth, Wind & Fireの「太陽神」で音楽的にほぼ完成された形になったし、日本で特にヒットしたので書きました、彼らの初期の頃の作品を最初に聴いた時は感動しました、今までに聴いたことのない新しい音楽だったし。ジノ・ヴァネリも最初プログレでマニアックだったのがどんどんクリエイティブされて特に「アイ・ジャスト・ワナ・ストップ」の名曲を書いちゃうし、唯一プログレ色のある「ブラザー・トゥ・ブラザー」のジミー・ハスリップのベース・ソロ、カルロス・リオスのギター・ソロ(この二人はこの後に有名なミュージシャンになりますよね)マーク・クレイニーのドラム・ソロ(ジノ・ヴァネリの派手目の音にとても合うドラムでした)が良かったです、イタリア系のジノ・ヴァネリらしいラテンの派手さもあるカッコ良かったですアルバムです。
by ameneko (2021-02-23 16:51) 

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