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Larry Carlton Playing/Singing [CD]


Playing/Singing

Playing/Singing

  • アーティスト: Carlton, Larry
  • 出版社/メーカー: Edsel Records UK
  • 発売日: 1995/11/21
  • メディア: CD


このアルバムがリリースされた74年は、ラリー・カールトン自身がクルセイダースの正式メンバーになった頃、またトム・スコットのL.A.エクスプレスのメンバーとしても活動し、まさに売り出し中のギタリストだった時期でのリリースされたセカンド・アルバム。アルバム・タイトルの通りの8曲中6曲も自身が歌っているので、当時のファンは、ギタリストのアルバムを期待していたので、ビックリした内容だった。その後にデビューするマイケル・フランクスみたいに、いい雰囲気を持っているシンガーを狙っていたと本人も言っている。この頃から単なるギタリストではなくトータル・アーティストとしてのミュージシャンだったのだろう。以前に紹介したAORの元祖ニック・デカロの「イタリアン・グラフティ」も同じ年にリリース、このアルバムと同じ感じのメロウな作品でいい作品だったが、どちらとも残念ながらセールス的にはよくなかった。どちらも色々なジャンルの要素が詰まっている当時としては画期的なアルバムだったが、74年の頃にはメロウ・サウンドはまだ早すぎたのだろう。


「Easy Evil」山下達郎の「ビック・ウエーブ」の作詞をしたアラン・オデイの作曲。ギター・ソロはラリー・カールトンらしい素晴らしいソロです。

「Wavin' And Smilin'」今聴いてもAORナンバーとしても良い出来だ。

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コメント 4

NO14Ruggerman

ラリー・カールトンはクルセイダース出身のミュージシャンなのでもちろん贔屓にしていますが、今回はそれよりもアラン・オディに激しく反応してしまいました。
「アンダーカバーエンジェル」を40年振りくらいで想い出しましたね。
いきなり現れたと思いきや親しみ易いメロディに乗ってアッと言う間に全米NO1ヒットを得たとても印象深い曲でした。
by NO14Ruggerman (2021-02-22 19:00) 

ameneko

NO14Ruggermanさん
アラン・オディ、このアルバムの頃は作曲家で活躍していましたね、去年亡くなったヘレン・レディのヒット曲とかも書いていました。
「アンダーカバーエンジェル」年のせいか曲名が出てきませんでした、年は取りたくないですよね。
山下達郎のサンデー・ソングブックで何年か前に亡くなったと言っていました、山下達郎のアルバム「FOR YOU」からずっと英語の歌詞は彼が書いていたそうです。
by ameneko (2021-02-22 20:51) 

NO14Ruggerman

アラン・オデイが山下達郎と入魂の仲だったとは
全く知りませんでした驚
それに奥さまが日本人とは・・日本と縁が深いのですね。
そしてヘレン・レディの「アンジーベイビー」やライチャズ・
ブラザースの「ロックンロール天国」を手掛けていたとは!!!
ひとりで勝手に感激し盛り上がっております(≧▽≦)
色々とご教示ありがとうございます。
amenekoさんブログ・・恐るべし。少しずつ遡って
拝見してみますね。

by NO14Ruggerman (2021-02-23 12:17) 

ameneko

NO14Ruggermanさん
アラン・オデイに詳しい訳では無いのです、ヘレンレディの好きな友達の家でアラン・オデイの名前を知り、このアルバムで好きな曲の「Easy Evil」で作曲の名前があり、「アンダーカバーエンジェル」のヒット曲を聴き、山下達郎のアルバムにも名前を見つけただけです。
by ameneko (2021-02-23 16:04) 

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