SSブログ

Ronnie Foster Cheshire Cat [CD]


チェシャ・キャット

チェシャ・キャット

  • 出版社/メーカー: ユニバーサルミュージック
  • 発売日: 2013/02/20
  • メディア: CD


多くのアーティストから信頼されるファンキーなキーボード奏者のロニー・フォスター、「On the Avenue」と「Love Satellite」に続くサード・アルバム「Cheshire Cat」は75年にリリースされた。この頃にジョージ・ベンソンのバンドのメンバーになったロニー・フォスターはジョージ・ベンソンの片腕として活躍、その為ジョージ・ベンソンがこのアルバムのプロデュースをしている。ロニーはキーボードだけでなく、すべてのアレンジをおこなうとともにソウルフルなボーカルも披露し、乗りの良いファンク・カラーにまとめ上げたアルバムで、心地よいメロウ・ファンク・フュージョン作品。「Like A Child」や「Fly Away」やロイ・エアーズのカヴァー「Funky Motion」ではこの時代のブルー・ノートらしい洗練されたフリー・ソウルのボーカル・ナンバーを聴かせてくれる。やはりロニー・フォスターの本職はキーボード奏者、どの曲でもシンセやオルガン、ローズピアノなどの素晴らしいソロを聴かせてくれる、特にスティーヴィ・ワンダー作の「Tuesday Heartbreak」でのオルガンのプレイは流石といえる。参加メンバーは、ロニー・フォスター(key, vo, arr) ジョー・ベック(g) ゲイリー・キング(el-b) ウィリアム・アレン(b) デニス・デイヴィス(ds) ムトゥーメ(cga, per) ジョージ・ベンソン(produce, g, background vo)。この後にジョージ・ベンソンのアルバム「Breezin'」 (76年)「In Flight」 (77年)「Livin' Inside Your Love 」(79年)「Weekend L.A.」(77年)でもロニー・フォスターの素晴らしいキーボード・プレイが聴ける。一年ほど前に紹介した、村田和人のアルバム「Showdown」はロニー・フォスターがプロデュースとアレンジを担当している。

「Like A Child」

「Fly Away」

「Tuesday Heartbreak」

「Funky Motion」

nice!(25)  コメント(0) 
共通テーマ:音楽

nice! 25

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。