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Rajie Love Heart [CD]


ラヴ・ハート

ラヴ・ハート

  • アーティスト: ラジ (Rajie)
  • 出版社/メーカー: ブリッジ
  • 発売日: 2014/10/27
  • メディア: CD


アマチュア時代には鈴木慶一率いるムーンライダーズがバックアップしたグループ「ポニーテール」に所属し、サディスティック・ミカ・バンド、大瀧詠一の「ロング・ヴァケーション」等へのコーラスに参加した相馬淳子ことRAJIE(ラジ)の78年にリリースしたセカンド・アルバム「Love Heart」。高橋幸宏が初めて本格的なプロデュースをした作品。そして高橋幸宏と坂本 龍一の二人がサウンド・プロデュースを担当、作詞には、高橋幸宏、来生 えつこ、森田 由美、竜 真知子、大貫 妙子、作曲には、坂本 龍一、高橋幸宏、南 佳孝、後藤 次利、ラジという顔ぶれを揃えています。アレンジは全て坂本 龍一と高橋幸宏のコンビ、ミュージシャンも高橋幸宏、細野 晴臣というYMOのリズム隊の曲と、高橋幸宏、後藤 次利のサディスティックスのリズム隊での曲に分かれていて、そこに鈴木 茂、高中 正義、松原 正樹、水谷 公生といったギタリストが加わり、もちろん全曲キーボードは坂本 龍一です。そしてデュエット・ヴォーカルに南 佳孝、コーラスに山下 達郎とBUZZがゲスト参加しているという豪華絢爛なメンバーで録音されています。高橋幸宏のソロ・アルバム「サラヴァ」も同時進行していたためその世界観がそのまま継承された部分があったり、坂本龍一が当時「サタデー・ナイト・フィーバー」に凝っていたために「ティ・フォー・ワン」「たびだち」ではディスコ・サウンドにアプローチしていたり、前作の名曲「The Tokyo Taste」の流れから再び南佳孝とのデュエット「クール・ダウン」が入っていたり、「ジャスト・イン・ザ・レイン」では坂本 龍一と高橋幸宏が頼み山下 達郎がコーラス・アレンジとコーラスで参加したりとバラエティーに富んだアルバムとなっています。


「ラヴ・ハート」作詞:森田由美 作曲:Rajie

「クール・ダウン」作詞:来生えつこ 作曲:南佳孝

「ティ・フォー・ワン」作詞:一色進 作曲:坂本龍一

「ジャスト・イン・ザ・レイン」作詞・作曲:高橋幸宏

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コメント 6

marimo

来生えつこさん、竜 真知子さん、大貫 妙子さん
名前が広く知れ渡る前の作品なんでしょうかね?
相馬淳子ことRAJIEさんについては全く知識がなく
今日のラインナップも初めて聴きました(^-^この中では
「ティ・フォー・ワン」が好きです。
by marimo (2021-08-16 19:34) 

ameneko

marimoさん
来生えつこ、竜 真知子、大貫 妙子はまだ新人かな、高橋幸宏と坂本 龍一の二人もYMOが結成したばかりだし、山下達郎もまだヒット曲が出ていない頃です、RAJIEのファーストアルバム「Heart To Heart」はこのブログを初めた頃にすぐに書いたんですけど、ヒットはしなかったんですが、その中に名曲「愛はたぶん」が入っていて、当時の日産スカイラインのCMに使われていました、幸宏さんのお兄さんの高橋信之さんが作曲した名曲で、RAJIEの音楽とCM映像が凄くマッチしていて、大好きなCMでした。そのCMの映像がありますので良かったら探して見て下さい。
by ameneko (2021-08-16 22:56) 

ゆうのすけ

ラジさんはもっと評価されてもいいのに どうも玄人フィールドでしか評価されないのが・・・。スタジオ・ミュージシャンとしては引っ張りだこのようだったとか!^^♪~
私もオリジナルはつまみくいなんですが 他のアーティストの作品でコーラス参加されていたりいろんなところで耳にしました。
中でも出色だったのが 五十嵐浩明さんかな。「ペガサスの朝」の。
「愛は風まかせ」って作品だったと思うんですが・・・「ディープ・パープル」だったかな。急に聴いてたら寝落ち(だと思います。気絶じゃないんだけれど)しちゃって 浅い夢の中で聴こえているんですよね。あとで考えたら怖かったけれどなんとも言えない浮遊感に包まれてました。このままじゃなんか危険と思ったのか曲がフェイドアウトするように感じた時 目を覚ましましたが・・・。(^^;)
五十嵐さんには大変失礼なんですが オリジナルカラオケが市販はされていませんが 聴く機会があったら聴いてみたい。ラグジュアリー感が半端なくて ゆりかごかハンモックで揺られているような錯覚を感じる心地よさ!ラジさんのオリジナルでは 『真昼の舗道』ってアルバムに収録されている「偽りの瞳」という作品が好きなんです。シングルカットされるんですが全くもって売れず 翌年に解散間近に控えたピンク・レディーが21枚目のシングル「LAST PRETENDER」としてカヴァーされるんですね。
私がラジさんを知ったのは意外と後で 一時 CBS/SONYのモニター会に参加していた時のことでした。80年代初めでしたか。
by ゆうのすけ (2021-08-17 05:33) 

marimo

https://www.youtube.com/watch?v=6y9CSYJuVkE
動画を見つけましたが・・・
これが流れていた当時の年代を調べたら
1977年の5代目のスカイラインの頃だったと。
多分まだ当時の私は幼くてこのCMの記憶はないみたいですw(;^_^A
by marimo (2021-08-17 21:35) 

ameneko

ゆうのすけさん
前にもこの話をしていましたよね。
サディスティックスのアルバム「The Tokyo Taste」から聴いていた私も、「愛はたぶん」などがヒットしないのは不思議でした。テクノ風サウンドによるフレンチ路線のアルバム「真昼の舗道」は前までのイメージと違うアルバムで、やりたい事は解かるんですけどという感じでした、売れなくて色々模索していたのだとおもいます、次のアルバム「アコースティク・ムーン」で前の路線に戻っていたので、不評だったのでしょうね。「愛は風まかせ」のコーラスはいいですよね。
by ameneko (2021-08-17 22:54) 

ameneko

marimoさん
https://www.youtube.com/watch?v=8YsTKGDrMr0&t=6s
こちらの方はCMの映像があります。
by ameneko (2021-08-17 22:55) 

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