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Neil Larsen Jungle Fever [CD]


ジャングル・フィーヴァー

ジャングル・フィーヴァー

  • 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック クラシック
  • 発売日: 2005/11/02
  • メディア: CD


紀伊国屋ホールで、ALFA RECORD PRESENT「FUSIONFESTIVAL'78」で吉田美奈子とYMOのファースト・ライブを見に行った時に、このアルバム「ジャングル・フィーヴァー」のプロモーションのために初来日したニール・ラーセン&バジー・フェイトンのライブを偶然に見る事が出来て、当時としてはその斬新なサウンドに感動し、その後すぐにこのアルバムを買いました。名プロデューサーのトミー・リピューマによるニール・ラーセンのデビューアルバムは、ニール・ラーセンによる大胆なまでのオルガン・サウンドの多用、当時誰も見向きもしなかった電気オルガンいわゆるコンボ・オルガンを使い、それがかえって新鮮だった、またニール・ラーセンの片腕だったギタリストのバジー・フェイトンとのユニゾンプレイとギター・ソロも新鮮だった、彼のストラトキャスターによるロック的な歪んだ音色をベースにしながらも、ソウルやジャズから影響を受けた洗練されたフレージングやクリアーなトーンのプレイは、当時ラリー・カールトンのギブソン335によるセミー・アコースティックの音が一世を風靡していただけに特に新鮮だった、彼は後期のラスカルズのメンバーでもあった。他のレコーディングの参加メンバーは、ベースのウィリー・ウィークス、彼はダニー・ハザウェイの大名盤「ライブ」に参加しこの後にドゥービー・ブラザースの一員とした活躍する名ベーシスト、ドラムのアンディ・ニューマークはボブ・ジェイムスのお気に入りのドラマーでもあるし、ジョン・レノンの最後のアルバム「ダブルファンタジー」で全ての曲を彼が叩いている名ドラマー、パーカッションはこのブログでも何回か紹介したラルフ・マクドナルドの5人が中心となり、サックスはマイケル・ブレッカーとラリー・ウィリアム、トランペットとホーン・セクションはシーウィンドのジェリー・ヘイが参加している。
オルガンによる独自のアプローチと個性的ななフレーズ、親しみやすいメロディーと憂いを帯びたメロディー・ラインは深い印象を刻むもので、このアルバムを耳にした人から口コミで広がっていったアルバムである。


「Sudden Samba」

「Jungle Fever」

「Windsong」

「Last Tango In Paris」

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