Leslie Smith Heartache [CD]
レスリー・スミスは70年代には白人・黒人混成の大型グループであるクラッキンのリード・シンガーとして活躍し、クラッキンの解散後は売れっ子のセッション・シンガーとして様々なアーティストの活動をサポートしている。本作をプロデュースしたピーター・バネッタとリック・チューダコフもクラッキンの元メンバーで二人はクラッキンのリズム・セクションを担当し、グループの解散後はピーター・バネッタ&リック・チューダコフのプロデューサー・チームとして活躍し、ロビー・デュプリーやローレン・ウッド、テンプテーションズなどをヒットさせている。82年にリリースしたレスリー・スミスのソロ・デビュー・アルバム「ハートエイク」はデビュー作にして最高傑作と言われ、収録曲はブレンダ・ラッセルの名曲「It's Somethting」やマンハッタン・トランスファーでも知られたエアプレイの「Nothln' You Can Do About It」のカヴァー、作曲者のネッド・ドヒニー本人がアレンジやギターで参加した「Love's A Heartache(愛の傷跡)」この曲はアヴェレージ・ホワイト・バンドやロベン・フォードなどもカヴァーしている名曲、メリー・クレイトンとのデュエット・ナンバーでポップ&メロウな「Before The Night Is Over(夜の終わりに)」などの強力なナンバーを収録していて、AOR/ブラック・コンテンポラリーの名作と言える素晴らしい内容となっている。
「Nothin' You Can Do About It 」
「Love's A Heartache」
「Before The Night Is Over」
「It's Something」
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