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井上陽水 ハンサムボーイ [CD]


ハンサムボーイ

ハンサムボーイ

  • アーティスト: 井上 陽水
  • 出版社/メーカー: フォーライフミュージックエンタテイメント
  • 発売日: 2019/06/26
  • メディア: CD


「ハンサムボーイ」は、井上陽水の13枚目のオリジナル・アルバム「平成」が始まった直後に発表され、時代性も相まってとても良い作品となり、全11曲中7曲がタイアップソングという大ヒットアルバムとなりました。「ハンサムボーイ」制作にあたり、大きな転機になったのは、音楽ディレクター・川原伸司氏との出会いでした。「ニュース23」のオープニング・ジングルのコーラスも歌ってほしいと頼まれた井上陽水は大瀧詠一との共同作業を提案し、その時大瀧詠一は、音楽的パートナーだった川原伸司さんを伴っており、それをきっかけに意気投合したそうです。川原さんは “平井夏美” のペンネームを用いて陽水氏と共同作業にのぞみ「少年時代」「エミリー」「Tokyo」「自然に飾られて」を井上陽水と共作しています。「エミリー」はAGFの マキシムコーヒーのCMイメージソングに、「夢寝見」「自然に飾られて」は89年と90年の日産 セフィーロのCMイメージソングに「Pi Po Pa」は、NTTのCMイメージソングになり、細野晴臣が陽水と共作で編曲を担当し、女性ボーカルに矢野顕子が参加しています。「Tokyo」はサントリー “ロイヤル” CMイメージソングに、「最後のニュース」は第2弾シングルとしてリリース、その詞の内容からして、ひとつの時代の終わりと、新しい時代への細やかな希望を象徴するような時事問題が盛り込まれています。最も著名な「少年時代」は藤子不二雄Ⓐこと安孫子素雄さん原作の東宝映画「少年時代」の主題歌として書かれました、安孫子先生から作詞のヒントになればと渡された歌詞のアイディアを渡され出来上がった曲でしたが、当初はさほどの反響ではなく、一年後にソニービデオカメラ「ハンディカム」のCMソングに起用されて火がつき、その後オリコンからミリオンセールス認定を受けたのが97年と長いスパンのヒット曲となりました。さらに井上鑑、越美晴、千住明、松原正樹、小倉博和、藤井丈司、山木秀夫、吉田美奈子、来生たかお、後藤次利、大村憲司、服部克久など凄いミュージシャン達が参加しています。
第3次陽水ブームのきっかけとなったアルバムでもあります。

「少年時代」東宝映画『少年時代』主題歌で井上陽水の最大のヒット曲。来生たかおのピアノの伴奏も含め懐かしい日本の夏を感じる事が出来る。

「夢寝見」<お元気ですか~>で一世を風靡した日産セフィーロのイメージソング。

「最後のニュース」TBS系『筑紫哲也 NEWS23』エンディングテーマ。

「Tokyo」サントリー『ローヤル』イメージソング、翌91年3月にシングルカットされた。

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