Steve Winwood Arc Of A Diver [CD]
スティーヴ・ウィンウッドは主に鍵盤楽器奏者、及び歌手だが、ギターやベース、ドラムスも演奏できるマルチプレイヤーで、スペンサー・デイヴィス・グループのメンバーとして音楽活動を開始し、トラフィック、ブラインド・フェイスなどロック音楽史に残る有名グループの中心メンバーとしてキャリアを重ねてきた、そんなスティーヴ・ウィンウッドのセカンド・アルバム「Arc Of A Diver」は80年にリリースされ、作詞家ウィル・ジェニングスをソングライティングのパートナーとして迎え、ウィンウッド自身がすべての楽器を演奏し、ウィンウッドは更に、プロデュースやミキシングも自分で行い、エンジニアリングはウィンウッドとセカンド・エンジニアのジョン・クラークが共同で行った。先行シングルの「While You See A Chance」は全米チャートの7位まで上がり、その後にリリースされた本作は全世界で700万枚ものセールスを記録した。当時、打ち込みのリズムとシンセサイザーで作られたサウンドはYMOの影響を受けた作品として認知され、スティーヴ・ウィンウッドの先見の明が注目を浴びた。都会的で洗練され、エレガントで普遍的なスティーヴ・ウィンウッドのヴォーカルによって彼自身のブレイクをもたらしたアルバムである。
「While You See A Chance」
「Arc Of A Diver」
「Slowdown Sundown」
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