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山下達郎 MOONGLOW [CD]


MOONGLOW (ムーングロウ)

MOONGLOW (ムーングロウ)

  • アーティスト: 山下達郎
  • 出版社/メーカー: BMG JAPAN
  • 発売日: 2002/02/14
  • メディア: CD


ChatBleu さんのブログで4月の満月「ピンクムーン」(4月の満月の事をピンクムーンと言うのは知りませんでした)の事を紹介していましたが、一日遅れで雲のあいまから見えた綺麗な月を見ていて思い出したのが、山下達郎 のアルバム「Moonglow」です。78年に出した「Go Ahead!」の中の一曲「Bomber」が大阪のディスコでヒットし本格的に全国ツアーの計画が組まれた、ちょうどこの時期に山下達郎のディレクター小杉理宇造が、会社の制約に支配されない、より自由な制作スタンスを取りたいという欲求から、所属していたRVC内に独立レーベル“AIR”を発足させ、本作「Moonglow」は、この新レーベル“AIR“の第1回新譜として79年にリリースされました。「Moonglow」は時代性を意識し、山下達郎の作品の中でも最もブラック・ミュージック色が濃い作品で、ほぼ吉田美奈子が作詞、山下達郎が作曲のコンビで作られ、コーラスもこの2人だけで作り上げています。何よりライブ・ステージでの再現性を考慮に入れた作品で固められたアルバムとなり、これまで作られたアルバムの中で、全作品をライブで演奏したことがあるのは、この「Moonglow」だけで、このアルバムは1年間チャートインのロングセラーとなり、次作の大ヒットとなる「Ride On Time」への足掛かりになりました。個人的にもこの頃によく山下達郎のライブを見に行っていたのでライブのイメージが強いアルバムです。

「永遠の Full Moon」吉田美奈子:作詞 山下達郎:作曲、AIRレーベルでの最初のシングル曲。
「Rainy Walk」吉田美奈子:作詞 山下達郎:作曲、シカゴ・ソウルのスタイルのナンバー。高橋幸宏(Dr)細野晴臣(B)のリズム隊のコンビネーションが素晴らしく、YMOとは全然違うシカゴ・ソウル風の表現力は流石です。

「愛を描いて −Let's Kiss The Sun−」吉田美奈子:作詞 山下達郎:作曲、山下にとって初めてタイアップが付いたシングルで、日本航空の沖縄キャンペーンのCMソング。

「Touch Me Lightly」Chris Mosdell:作詞 山下達郎:作曲、78年にキングトーンズに提供された作品を自身で歌ったスウィート・ソウル。

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PopLife

私の中での達郎は今も尚この時代で止まっているようです。
コピーすると一斉に盛り上がったのを今も脳裏に残っておりますから。
では。
by PopLife (2022-04-18 12:07) 

ameneko

PopLifeさん
「Rainy Walk」「愛を描いて −Let's Kiss The Sun−」や前のアルバムの「Bomber」のベースをコピーしていましたよ、こんなに歌えるヴォーカルがいなかったので4リズムの編成で遊びで演奏したけどノリを出すのが難しかった。
by ameneko (2022-04-18 22:33) 

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