森園勝敏 4:17 p.m. [CD]
- 出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント
- 発売日: 2016/07/20
- メディア: CD
ギタリストである森園勝敏は、四人囃子~PRISMを経てソロ活動に入り、6枚のアルバムをリリース、レコード会社移籍して85年に発表したのがアルバム「4:17 p.m.」で9曲中7曲を自身の味のあるヴォーカルによるメロウなポップ・アルバムとなった。ギターはあくまで優しいメロディーを奏でるといった趣で、インストの「濡れた舗装」ではメロウでブルージーな絶妙なギターを聴かせてくれます。PRISMの人脈も参加したバックのミュージシャン達は、岡沢章（Ｂ）・伊藤広規（Ｂ）・渡辺建（Ｂ）・渡嘉敷祐一（Ｄｒ）・鈴木徹（Ｄｒ）・青山純（Ｄｒ）・野力奏一（Ｋｅｙ）・佐山雅弘（Ｋｅｙ）・松浦義和（Ｋｅｙ）・ＭＡＬＴＡ（Ｓａｘ）・マック清水（Ｐｅｒ）などで、コーラスに宮本典子を配しているのも聴きどころの一つです。全編を漂うメロウな質感が素晴らしく、ジャケット通りのリゾート色強いCITY POPを聴かせたアルバムです。
「Private Summer」
「Jasmin」
「濡れた舗装」
私は宮本典子さんのヴォーカルが大好きで 何度か記事にもしているんですが このアルバムのコーラス参加は知っていたもののメインでなかったので聴いたことがなかったんですよね。
今回初めて動画で拝聴させてもらったんですが mimiさんのヴォーカルは微かなものでちょっと残念ですが 作品の雰囲気は凄くいいですね。もうなんともタイトル通りのイメージにジャストフィットしていて気持ちいい！85年だと確か前年にmimiさんの国内活動から海外（グラハム・セントラル・ステーション～一部ソロ活動）へ活動が移行する時期（ビクター／invitation在籍時代：MALTAさんも参加してる！♪～）なので ご縁があり参加されたのでしょうね。（その前のポリスター時代にもつながりがあったのかな？）このメロウ感がまたキラキラした時代（あの頃の夏は 今と違って好きでしたね。）。もうこの感覚は味わえないのかな・・・。
by ゆうのすけ (2022-04-20 03:52)
ゆうのすけさん
森園勝敏さんはギタリストの方が有名ですけど、四人囃子の頃から独特な世界感のヴォーカルをしていたのでですが、メロウな質感のポップなヴォーカルを披露してくれるとは思いませんでした。レコード会社移籍で、この頃人気が絶頂のＭＡＬＴＡさんも参加できたのだと思います。宮本典子さんのコーラスは全編を漂うメロウな作品だったので、イメージと違う美しいもので、新たな宮本典子さんを聴かせてくれました。
by ameneko (2022-04-20 23:06)