UPP [CD]
UPPは、70年代に活躍したイギリスのロックよりのクロスオーバー・バンドである、ファースト・アルバム「UPP」は75年にリリースされた。グループはもともと3 UPPと呼ばれ、メンバーはステファン・アメージング(ベース)、アンディ・クラーク(キーボード)、ジム・コープリー(ドラム)で、オーティス・レディング、スライ&ザ・ファミリー・ストーン、スティービー・ワンダー、ダニー・ハサウェイなどの演奏から大きな影響を受けているバンドでした。ジェフ・ベックは偶然隣のスタジオからUPPの演奏を聴いた事をきっかけに彼らのサウンドを気に入り、実際にこのアルバムのプロデュースを手掛け、ギター・レスの穴を埋めるべく、録音にも参加しているが、ライナーノーツには彼が演奏しているというクレジットはされていなかった。決してヴォーカルを聴かせるバンドではなく、飛びぬけた素晴らしい楽曲も無いが、ファルセットを聴かせたりと、歌入りのクロスオーバー好きには堪らない、当時としては新しいサウンドだった。一世を風靡したジェフ・ベックのギター・インストロメンタル・アルバム「Blow By Blow」への橋渡し的なアルバム。
「Bad Stuff」
「Give it to You」
「Jeff's One」
おまけで「Down In The Dirt 」UPP feat. JEFF BECKの74年のBBCの映像。
同じくUPP feat. JEFF BECKの74年のBBCの映像から「She's A Woman」。アルバム「Blow By Blow」にも入っているビートルズの名曲。
ソロが短ければ…
でもこのハイアマチャア的な音
遊ぶには丁度いい感じです。ではそう言う訳で
有難うございました。
by PopLife (2022-03-25 14:16)
PopLifeさん
ヴォーカルが中心のバンドではなく演奏を中心にしたのがジェフ・ベックの狙いで、70年代半ばの新しいサウンドであった事を感じてもらえたらと思います。UPPのメンバーはセッション・ミュージシャンとして当時デヴィッド・ボウイなどをバックアップしていて英国のトップクラスのミュージシャンです、そしてジェフ・ベックが見いだした3人です、決してハイ・アマチュア的な音ではありませんよ。
by ameneko (2022-03-26 00:08)