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Air Supply The One That You Love [CD]


シーサイド・ラヴ(期間生産限定盤)

シーサイド・ラヴ(期間生産限定盤)

  • アーティスト: エア・サプライ
  • 出版社/メーカー: SMJ
  • 発売日: 2017/08/02
  • メディア: CD


エア・サプライはオーストラリア出身のシンガー・ソングライターでありギタリストのグラハム・ラッセルとリード・ヴォーカリストのラッセル・ヒッチコックによって75年にオーストラリアで結成された。前作のアルバム「Lost In Love」は世界進出を果たした出世作なら、エアサプライが81年にリリースした6枚目のアルバム「The One That You Love」は人気ポップAORグループとしての地位を確立した快心作。ラッセル・ヒッチコックとグラハム・ラッセルの二人のツインボーカル(特にラッセル・ヒッチコックの甘く澄んだ高音の声は素晴らしい)による優美なメロディと爽やかなヴォーカル&ハーモニーを特徴とする彼らの音楽は「ペパーミント・サウンド」と称され、本作は清涼感と透明感は、前作よりさらに充実感を増したアルバムとなっている。面白い事にエア・サプライは、76年のデビュー以来メンバーの変動が年中行事のようになっていて、今回のアルバムもクリストン・バーカー(B)が抜けて、新たに3にんを補充し、7人組に拡大している。アルバムに収録された10曲のうち7曲はグループの中心的なグラハム・ラッセルが作曲・作詞をしている。バラードの名曲「Here I Am (Just When I Thought I Was Over You)」はアート・ガーファンクルやデビー・ブーンなどにも曲を提供しているシンガー・ソングライターのノーマン・サリットの作曲で、彼自身のアルバムでもセルフ・カヴァーしている。「I'll Never Get Enough of You」は当時のTBS系のテレビ・ドラマ「いつか黄昏の街で」の主題歌となり、特別に日本だけシングル・カットされている、作者はジャンヌ・ナポリ、ゲイリー・ポートノイ、ジュディ・キーの3人で、日本公演の際にはこの曲をリストに入れてくれている。

「Don't Turn Me Away」作:グラハム・ラッセル

「The One That You Love」作:グラハム・ラッセル

「Here I Am (Just When I Thought I Was Over You)」作:ノーマン・サリット

「I'll Never Get Enough of You」作:ジャンヌ・ナポリ、ゲイリー・ポートノイ、ジュディ・キー

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ゆうのすけ

まさに清々しい ペパーミント・サウンドでしたよね。
私は この後の「EVEN THE NIGHTS ARE BETTER」のシングルを買ってからハマって BEST盤のCDを買いました。
エア・サプライのサウンドって初期に聴くのもピッタリなんだけれど
晩夏(盛夏の気怠く疲れた夕刻にも!)に聴くと もうなんだかせつないくらいグッときちゃいますね。あぁ!このサウンドのような感じがAORなんだと初めて理解したアーティストです。^^♪~
by ゆうのすけ (2022-06-01 00:24) 

ameneko

ゆうのすけさん
ラッセル・ヒッチコックのヴォーカルあってのペパーミント・サウンドでした。小田和正さんの声もそうですけど、透明感のある高温はモノマネ芸人さん達もどうしても出せない声らしく、元々からある生まれ持った才能だそうです。人々を惹きつけられる特別な才能です。
by ameneko (2022-06-01 21:30) 

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