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Helen Merril with Clifford Brown [CD]


ヘレン・メリル・ウィズ・クリフォード・ブラウン

ヘレン・メリル・ウィズ・クリフォード・ブラウン

  • 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック クラシック
  • 発売日: 2002/05/29
  • メディア: CD


ジャズ・ボーカリスト、ヘレン・メリルが1955年に発表した初のスタジオ・アルバム。ヘレン・メリルは第一作目に本作の様なあまりの大傑作を作ってしまった為に、その後のアルバムの出来栄えが追いつかなくて苦労する事になるほどの作品。ヘレン・メリルのフレッシュで魅力的なハスキー・ヴォイス、選曲のよさ、当時まだ21才のクインシー・ジョーンズの洒落ていてセンスの良いアレンジ、天才トランぺッターのクリフォード・ブラウンのトランペット・ソロと4拍子が揃って生まれた傑作アルバム。特に有名なのが「You'd Be So Nice To Come Home To」で彼女のハスキーヴォイスは「ニューヨークのため息」と呼ばれ、この歌でジャズ・ヴォーカルのトップ集団に仲間入りした。66年頃にUPI通信社のアジア総局長ドナルド・ブライドンと2度目の結婚し日本に数年在住した、大の親日家でその頃に日本のレコード会社の企画で渡辺貞夫や佐藤允彦や当時やはり日本在住だったゲイリー・ピーコックらと共演しアルバムを発表している。長男のアラン・メリルは、シンガーソングライター、ギタリストで英国でのバンド、アローズの時代の世界的大ヒット曲「I Love Rock 'n' Roll 」(1975年) の作詞・作曲家である。

「You'd Be So Nice To Come Home To」コール・ポーターが作詞・作曲した43年の曲で「とても素敵なあなたのところへ帰っていくわ」という歌。

「What's New」ディキシーのベーシスト、ボブ・ハガートの作曲、ジョニー・バークの作詞、バラッドの名曲。

「Falling In Love With Love」ヘレン・メリルの名声を高めた曲で、リチャード・ロジャースの作曲、レンツ・ハートの作詞。

「S Wonderful」ジョージ・ガーシュウィン作曲のアレンジしたナンバー。

おまけでアローズの「 I Love Rock N Roll」

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