Ernestine Anderson Never Make Your Move Too Soon [CD]
Never Make Your Move Too Soon (Hybr)
- アーティスト: Anderson, Ernestine
- 出版社/メーカー: Groove Note Records
- 発売日: 2005/07/19
- メディア: CD
ジョン・リー・フッカー、マディ・ウォーターズ、ブルースの偉人たちを聴いて育ったアーネスティン・アンダーソンは、高校を卒業後にバンプス・ブラックウェルに見いだされ、シアトルのジャクソン・ストリートにあるジャズクラブで定期的に演奏した(このジャズクラブは、トランペットのクインシー・ジョーンズやキーボードとしてレイ・チャールズも出演している)。50年代にはライオネル・ハンプトンのオーケストラとツアーを行い、新しいジャズ・シンガーとしてデビューし、ダウンビート「ニュー・スター」賞を受賞したが、ロックン・ロールの時代となりジャズ・シンガーは下火になってしまう。彼女が再び表舞台に出るきっかけは70年代に入りレイ・ブラウンと出会い、その後コンコード・レコードからアルバムを相次いで出す事になり、そのレイ・ブラウン・トリオのバックアップよる「Never Make Your Move Too Soon」を81年にリリース、洗練されたブルース・フィーリングの説得力ある歌唱力は黙って聴き惚れてしまう。レイ・ブラウン(b)モンティ・アレキサンダー(p)フランク・ガント(dr)のトリオによるバックの演奏も抜群によく、全6曲とも素晴らしい出来のアルバムである。この後、旧友であるクインシー・ジョーンズと組んだ「Now and Then」「Blues, Dues & Love News」の2枚のアルバムをリリースしている。
「Never Make Your Move Too Soon」
「As Long As I Live」
「My Shining Hour」
「Poor Butterfly」
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