Stray Cats [CD]
アメリカのロカビリーバンドのストレイ・キャッツ、メンバーはブライアン・セッツァー、リー・ロッカー、スリム・ジム・ファントムの3人、パンク・ムーブメントの中でイギリスで火がつき、イギリスで81年にリリースした最初のスタジオ・アルバム「Stray Cats」。バンドとデイヴ・エドマンズがプロデュースをし、このアルバムはイギリスで成功を収め、全英アルバムチャートで最高6位を記録し、アメリカでは逆輸入という形となり、ここから世界中に広がりネオロカビリーブームの火付け役として一世を風靡した。来日公演を高校の同級生に誘われて見に行きました、スタンディング・ドラムを生み出したスリム・ジム・ファントム(彼は前にも紹介した13 Catsのメンバーとしても活動していた。)、アップライトのベースのスラッピングのノリが最高だったリー・ロッカー、ブライアン・セッツァーの卓越したギタープレイが見れたライブでした。
バンドの中心であるブライアン・セッツァーは自身が敬愛するロックンロール草創期のスター、エディ・コクランが使用していたギター、グレッチ(6120)を愛用し、ジーン・ヴィンセントの「ビー・バップ・ア・ルーラ」をジュークボックスで聴き、クリフ・ギャラップのギター・ソロに衝撃を受けてロカビリーに傾倒していった、ロカビリーやロックンロールのギタープレイはセッツァーの代名詞になっている。後にブライアン・セッツァーはソロ活動を始めブライアン・セッツァー・オーケストラを結成、ビッグ・バンドによるジャズのスタンダード・ナンバーのカバーを発表したのには驚きました。彼にとってはロカビリーやロックンロールそしてジャズも同じ大好きな音楽だったようです。
「Runaway Boys」
「Stray Cat Strut」
「Rock This Town」
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