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Carioca Little Train [CD]


Little Train

Little Train

  • 出版社/メーカー: USMジャパン
  • 発売日: 2013/06/26
  • メディア: CD


75年に長谷川きよしのバックバンドとして活動を開始した「カリオカ 」の79年にリリースされたセカンド・アルバム「Little Train」。中谷望(fl)平野融 (b) 佐藤正美(g)アントニオ石田(per)を中心としたラテン・フュージョン・バンド。この時プロ歴17年目のアントニオ石田を始め平均年齢が30歳と聞いてビックリしてしまった。アントニオ石田は松岡直也と10年以上も一緒に活動をしていた強力なパーカッション奏者で、このアルバムでもそのリズム隊が素晴らしくサウンドを支えている。シティ・ポップ・シーンでアレンジャーとして活躍していた乾裕樹(key)がグループに正式加入していないもののゲストで参加、さらに村上"PONTA"秀一(Dr)、大村憲司(g)、向井滋春(tb)、JAKE H.CONCEPTION(sax)、数原晋(tp)、ブレッド&バター等がゲスト・ミュージシャンで参加。中谷望のフルートと佐藤正美のアコギが楽しげな軽快なサンバ「COCONUTS SAMBA」乾裕樹のキーボードのソロも聴ける。ブレッド&バターがコーラス参加した「QUICK STEP MOTION」数原晋のトランペットのソロも聴ける。「SUNRISE SMILIN'」では大村憲司らしいギター・ソロが良い。「TORU DE SAMBA」ではJAKE H.CONCEPTIONのサックス・ソロと向井滋春のトロンボーンのソロも良い感じだ。アントニオ石田達のリズム隊に支えられたミュージシャン達のソロが伸び伸びとして気持ち良く楽しげだ。全編素晴らしいサンバというよりもフォルクローレやオールド・ファションなラテン・ポップスを思わせるような「カリオカ 」の代表作の一枚。

「COCONUTS SAMBA~QUICK STEP MOTION」

「SUNRISE SMILIN'」

「TORU DE SAMBA」

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