Laura Nyro Season Of Lights Laura Nyro In Concert [CD]
ローラ・ニーロは、NY・ブロンクス生まれ、60年代後半から、シンガー・ソングライターとして都会に生きる女性の光と影を鋭い感性で綴り、97年に亡くなった後も、多くのミュージシャンたちに大きな影響を与えている。結婚、離婚、母親の他界などで6年間の空白を経ての復帰作「Smile」に伴う76年の全米ツアーのカーネギー・ホールやコロラド大学でのライヴを集大成したものが「Season Of Lights Laura Nyro In Concert」で、77年にリリースされた。当時恋仲だったギタリストのジョン・トロペイを筆頭にマイク・マイニエリ(vib)、リチャード・デイビス(b)、アンディ・ニューマーク(ds)などニューヨークの名うてのミュージシャンが集結、躍動感あふれる演奏が、独特のローラ・ニーロ節を盛りたてる。このアルバムはアメリカのポップチャートにニーロを復帰させたアルバム「スマイル」の販売をサポートするために録音され、ローラ・ニーロにとっての最初のフルバンドでのツアーを録音したもので、もちろん音楽的には「スマイル」の延長線上にあるのだが、ニューヨークの素晴らしいミュージシャン達による演奏により、アルバムバージョンをそのまま演奏するのではなく、多くの曲は巧みに編曲しなおしていて、各曲が原曲とは違う表情を見せている。ライブらしいローラ・ニーロのジャジーな雰囲気に合わせたサウンドとなっている。
ジャケットは日本人画家の谷内六郎。
「Money」
「Smile」
「Upstairs by a Chinese Lamp 」
「Captain Saint Lucifer」
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