Bill LaBounty Rain In My Life [CD]
ビル・ラバウンティのサード・アルバム「レイン・イン・マイ・ライフ」は79年にリリースされた。
カレッジ時代にスティーブ・イートンと6人組ファット・チャンスを結成して、72年にデビュー、その時のプロデューサーのジェイ・センターがこのアルバムでも引き続きプロデューサーを務めている。前作では、リー・リトナー、ジェフ・ポーカロ、レイ・パーカーJr.など豪華なメンバーが参加したが、今回は自前のバンドでのレコーディングとなった為か粗いサウンドとなったが、その粗さもバンドらしいまとまりとなりレベルアップしている。収録された10曲のうち「Clap Me In Irons」はランディ・グッドラムの作曲で、それ以外はビル・ラバウンティのオリジナルだが、その多くはマイケル・ジョンソンらとの共作となっている。
ビル・ラバウンティの良さはどこか切なく甘酸っぱい曲にある、その一貫した姿勢は、ブルーアイド・ソウルとも言えそうな枯れたソウルフルな歌声と巧みな曲作りで、その作品は時代を超えてAORファンを魅了し続けている。
「Dancin' Tonight」マイケル・ジョンソンと共作しマイケル・ジョンソン自身のアルバムでもカヴァーしている。
「Trail To Your Heart (Sailing Without A Sail)」この曲もマイケルジョンソンによってカバーされ、全米20に入りし、ビル・ラバウンティの名を広めるキッカケになった。
「I'm Hurtin'」この曲もマイケル・ジョンソンと共作で、マーシー・レヴィとのデュエット曲。
「Sometimes Love Songs Make Me Cry」フランキー・ヴァリがカヴァーしている。
「Clap Me In Irons」ランディ・グッドラムの作曲。
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