五輪真弓 えとらんぜ [CD]
【Amazon.co.jp限定】えとらんぜ (メガジャケ付)
- アーティスト: 五輪真弓
- 出版社/メーカー: ソニー・ミュージックレーベルズ
- 発売日: 2023/02/22
- メディア: CD
「えとらんぜ」は77年にリリースされたアルバムで、フランスで制作されたアルバムである。前作のアルバム「Mayumity」を絶賛したCBSフランスから現地(フランス)でのアルバム制作の申し出があり、初めての渡仏、翌年に作られたアルバムで、フランスでもその音楽性が高く評価された。時同じくサルヴァトール・アダモと出会い、彼の2週間にわたるオランピア劇場でのコンサートにゲストとして招かれている。A面はデビュー曲「少女」やヒット曲「煙草のけむり」のフランス語で歌っている曲が収録され、B面は日本語で歌われている「青色の雨」「海」といった名曲が収録されている。この時期以降積極的にテレビなどメディアへの露出も増えていく。特に78年にリリースされた「さよならだけは言わないで」のヒットにより、歌番組への生出演が多く見受けられるようになる、後の本人のインタビューで、「私は昭和中期の歌謡曲を聴いて育ち、日本の叙情的な良さの影響を受けてたことに気が付き、フランスで仕事をして日本人であることの誇りにめざめ、そのひとつが歌謡曲でした「さよならだけは言わないで」は曲もアレンジ、サウンドすべてが歌謡曲であり、自分にとってはかなりの冒険でしたが、案の定いともたやすく大衆にとけこみました。それまで書いたものを否定するわけもなく、紛れもない五輪真弓のスタイルであり、今もずっと持ち続けている世界です。しかし、「恋人よ」に関して言えば…日本の歌謡曲の枠におさまらない普遍的な歌です。これが言語や文化の異なる外国でも歌われている理由ではないかと思います」と言っている。新たな五輪真弓のスタイルのキッカケになった作品である。
「十九歳の时」
「冬ざれた街(フランス語) 」
「少女(フランス語) 」
おまけで「さよならだけは言わないで」
「少女」のLPを持ってますが当時は衝撃でした。何かの歌番組で淡谷のり子さんが五輪真弓さんを絶賛してましたが「恋人よ」をカバーされてましたね。今なぜかこれを書きながら「煙草のけむり」を口ずさんでしまいました。
by kou (2023-03-17 07:37)
kouさん
淡谷のり子さん絶賛したのは凄いですね、初期の「少女」の頃はキャロル・キングのアメリカン・シンガー・ソングライターと日本の抒情的な物が合わさった歌は衝撃でした。このアルバムの頃にライブを見に行ったのですが、フランスから戻って来たばかりで、フランスの要素も混じり、さらにバックのミュージシャン達がラリー・カールトン達だったので、アメリカのサウンドが混じり面白かったですよ、残念ながら「煙草のけむり」は演奏してくれませんでした。
by ameneko (2023-03-18 00:25)