南佳孝 摩天楼のヒロイン [CD]
「摩天楼のヒロイン」は、73年にリリースされた、南佳孝のファースト・アルバム。はっぴいえんど解散後の松本隆が、プロデューサーとして最初に手掛けたアルバムでもある。70年代の初めはフォークソング全盛期だったので、それとは違うポップで都会的なものをやろうという感じで、一本の映画みたいなアルバム作ろうと、松本隆がコンセプトは30年代のハリウッド映画の世界を夢想した世界だった。ラグタイム、ラテン、レゲエなどを上手く導入し、見事に消化している南佳孝の抜群センスと、矢野誠:ピアノによる秀逸なアレンジは、ここから日本の新しい音楽が始まり、この後のニュー・ミュージックの雛型となった。ドラム:林立夫・松本隆、ベース:小原礼・細野晴臣、エレクトリック・ギター:鈴木茂など、はちみつぱい、ティンパン・アレー、ミカバンド周辺の豪華アーティストが参加した。
「おいらぎゃんぐだぞ」
「眠れぬ夜の小夜曲」
「勝手にしやがれ」
「摩天楼のヒロイン」
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