Al Jarreau All Fly Home [CD]
アル・ジャロウが78年にリリースした4枚目のアルバム「All Fly Home(風のメルヘン)」プロデュースはデビューアルバムから御馴染みのアル・シュミット。エンジニアはモンキーズの仕事で有名なハンク・シカロ。黒人R&Bとは全く違う手法のスキャットでジャズ・ヴォーカリストとして独特のジャンルを築き上げたアル・ジャロウ。本作はリー・リトナー(g)が全面参加し、ジャズ界の御大、フレディ・ハーバード(tp)のフリューゲルホルンが聴ける「I'm Home」やケニー・ロギンスの名曲「Wait a Little While」のカヴァーやビートルズの「She's Leaving Home」やR&Bの名曲「(Sittin' On) The Dock of the Bay」などが入っているカヴァーが充実しているアルバムとも言えます、この後のアルバムでもチック・コリアの「スペイン」などの色々なカヴァーをしていますがその始まりのアルバムです。さらに今までのジャズ路線からポップ路線への新たな開拓をし始めた、記念すべきアルバムと言われています。アル・ジャロウの独自路線の歌を楽しむことができます。
「Thinkin' About It Too」
「I'm Home」
「Wait a Little While」
「She's Leaving Home」
コメント 0