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矢野顕子 東京は夜の7時 [CD]


東京は夜の7時

東京は夜の7時

  • 出版社/メーカー: ミディ
  • 発売日: 2011/11/23
  • メディア: CD


「東京は夜の7時」は76年の「長月神無月」に続き矢野顕子の2枚目のライブ・アルバム、78年の中野サンプラザ、渋谷公会堂での、「ト・キ・メ・キ ツアー」のライブ録音。イエロー・マジック・オーケストラを結成していたばかりの高橋幸宏、細野晴臣、坂本龍一が参加し、浜口茂外也(per)、松原正樹(g)、吉田美奈子・山下達郎(cho)、神谷重徳(シンセサイザーオペレーション)の豪華なメンバーが参加している。79年は矢野自身が渡辺香津美のKYLYN BAND、坂本龍一のカクトウギ・セッションに参加していた時期であり、これらの活動と曲目が重なるところが多い。松原正樹との共演は珍しく、それは大村憲司が覚せい剤取締法で捕まっていたためです。「GOD'S LOYAL LOVE~東京は夜の7時」は矢野顕子&上原ひろみ名義のライブアルバム「ラーメンな女たち -LIVE IN TOKYO」(2017年)にセルフカバーが収録された。「行け柳田」の柳田とは70年代に活躍した読売ジャイアンツ所属の野球選手、柳田真宏のことである。「WATER WAYS FLOW BACKWARD AGAIN」は矢野顕子の名曲、今回は矢野のピアノ・ソロによる演奏だが、渡辺香津美・坂本龍一のアルバム「KYLYN」では、渡辺のギター他のバンド演奏によるスタジオ録音が収録された。「WALK ON THE WAY OF LIFE」は渡辺香津美のKYLYN BANDや、坂本龍一とカクトウギ・セッションのライブでも演奏されていた曲。若かりし矢野顕子が自分の世界を繰り広げ、クセの強い歌い方でステージを先導していくのは、ライブならではで、ポップ感覚と不思議な前衛性がバランスよく融合したライブ・アルバム。ピチカート・ファイヴの代表曲「東京は夜の7時」はこのライブ・アルバムから引用されている。
アルバムジャケットの写真は、矢野の実子である風太のものである。

「GOD'S LOYAL LOVE~東京は夜の7時」

「WATER WAYS FLOW BACKWARD AGAIN」

「行け柳田」

「WALK ON THE WAY OF LIFE」

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