The Band Rock Of Ages [CD]
「ロック・オブ・エイジス」は72年にリリースされたザ・バンドのライブアルバム。ボブ・ディランのバックバンドとして有名になり、ライブ・バンドとしてもこの頃が一番脂がのり切っていた、本作は71年のツアーのニューヨーク公演の様子を収めたザ・バンドの初めてのライブ盤。ライブでは初めてホーン・セクションを導入、ロビー・ロバートソンは、ニューオーリンズのソングライター兼アレンジャーのアレン・トゥーサンに、ホーン・アレンジを依頼した。アルバムの構成は、それまでのバンドのスタジオアルバムのすべての素材に加えてカバー曲で構成されていました。カバー曲は、マーヴィン・ゲイのヒットシングル「ベイビー・ドント・ユー・ドゥ・イット」を「Don't Do It」という曲名でカヴァーしフォー・トップスのヒット・シングル「ラヴィング・ユー・イズ・スウィーター・ザン・エバー」も演奏されています、バンドとしても初めてのホーンに触発された熱のある演奏を披露しています。最後にはボブ・ディラン もゲスト・ミュージシャンとして登場「Like A Rolling Stone」などを歌っています。ロック史上に燦然と輝くライヴアルバムの名盤であり、難解だと思われているザ・バンドのアルバムの中でも分かりやすい作品で、売り上げも「ラスト・ワルツ」の次に好成績となりました。
「Don't Do It」
「Get Up, Jake 」
「W.S. Walcott Medicine Show」
「Loving You Is Sweeter Than Ever」
「Like A Rolling Stone」
なつかしい、The Band。今聞くといいなあと思えますが、当時の私には、どちらかというととっつきにくいイメージでした。ツウの男子が聴いてた感じ。「Like A Rolling Stone」は、こころなしかテンポが遅く感じるのは私の気のせいでしょうか。
by バク・ハリー (2023-06-19 16:52)
バク・ハリーさん
The Bandの作品の中には映画「イージー・ライダー」に使われた「ザ・ウェイト」などはわかりやすかったのですが、アルバムは難解なものが多く、とっつきにくかったのだと思います。このアルバムはThe Bandの入門編としては最適と言われています。「Like A Rolling Stone」のテンポはやや遅いと思いますが、しっとりとした感じが良い感じです、75年の武道館のライブもこのぐらいのテンポだった気がします。
by ameneko (2023-06-19 21:54)