Deniece Williams This Is Niecy [CD]
スティーヴィー・ワンダーのバック・コーラス・グループ=ワンダーラヴの一員としてスティーヴィーの名作群「Talking Book」「Fulfillingness’ First Finale」「Songs In The Key Of Life」に参加、その他にもミニー・リパートンのあの「Lovin’ You」を含む名盤「Perfect Angel」やロバータ・フラックの「Feel Like Makin’ Love」といった数々にセッション・ボーカリストとして参加し活躍していた頃に、アース・ウィンド&ファイアーの総帥モーリス・ホワイトに見初められ、モーリス・ホワイトのカリンバ・プロダクションの秘蔵っ子として売り出したデニース・ウィリアムス。アルバム「ディス・イズ・ニーシー」は76年にリリースされたデニース・ウィリアムスのデビュー・アルバム。アース・ウィンド&ファイアーのモーリス・ホワイトがプロデュースをし、そしてアース・ウィンド&ファイアーの面々による演奏はアレンジも含めて見事にキマっていて、セッション・ワークとしても絶頂期のアース・ウィンド&ファイアーを現すものでした。アルバム収録の7曲は、全曲デニースが共作してます、従って、単に「アースのオケをバックに女性シンガーが歌ってる」というスタイルではなく、どの曲にもしっかりデニース自体の存在感と世界観を感じさせる要素が織り込まれていています。そして彼女の歌声は「ソングバード」と呼ばれ、鳥がさえずるような4オクターブにわたる美しいソプラノボイスを駆使して、情感たっぷりに歌っています。
「It's Important To Me」
「That's What Friends Are For」
「Cause You Love Me Baby」
「Free」
Deniece Williams 綺麗な声ですよね。
そういう経歴とは知りませんでしたが
“As good as it gets” [1988]という
アルバムを持ってます。(^o^)/
by バク・ハリー (2023-06-20 11:57)
バグ・ハリーさん
スティーヴィー・ワンダーとミニー・リパートンとモーリス・ホワイトは60年代から交流があり、新しいタイプのソウル・ミュージックを作ろうとした仲間でした。そんな3人とも交流があったデニース・ウィリアムスのデビュー・アルバムは因縁めいたものを感じていました。
その後もフィラデルフィアの大御所トム・ベルによるフィリー・ソウルの作品や、デヴィッド・フォスターによる作品なども残しています。「As good as it gets」80年代らしいポップ・チューンのアルバムでしたね。
by ameneko (2023-06-20 20:47)