Pat Metheny & Lyle Mays As Falls Wichita So Falls Wichita Falls [CD]
As Falls Wichita, So Falls Wichita Falls
- アーティスト: Pat Metheny/Lyle Mays パットメセニー/ライルメイズ
- 出版社/メーカー: Ecm
- 発売日: 2022/06/03
- メディア: CD
「As Falls Wichita, so Falls Wichita Falls」は、81年にECMレコードから発表した、パット・メセニーとライル・メイズによるアルバム。前作の「80/81」ではパット・メセニーを中心にジャック・ディジョネット(dr)マイケル・ブレッカー(sax)チャーリー・ヘイデン(b)などと卓越した技量と音楽性をぶつけ合うイマジネイション溢れるサウンドを生み出していたが、このアルバムではパット・メセニー自己のレギュラー・グループのライル・メイズ(key)とブラジル出身のナナ・バスコンセロス(per)とパット・メセニー(g)のトリオ編成で、さらにパット・メセニーはベースも弾いている。全曲パット・メセニーとライル・メイズのオリジナルで、叙情に満ちた夢のような音楽の世界を生み出し、またしても新たな世界観を作り上げている。「As Falls Wichita, So Falls Wichita Falls」は20分にも及ぶ大曲で、演奏は各自のインプロビゼーションに委ね繰り広げられている。「It's For You」は優しいグルーブ感に心がなごむ曲で、矢野顕子のアルバム「WELCOME BACK」でカバーされている。「September Fifteenth (dedicated to Bill Evans)」は前年に急死した偉大なジャズ・ピアニスト、ビル・エバンスの冥福を祈った、名演奏である。
「As Falls Wichita, So Falls Wichita Falls」
「It's For You」
「September Fifteenth (dedicated to Bill Evans)」
とりあえずロスレスでダウンロードしてみましたけど、やっぱりこういうのは、それなりのオーディオシステムで聴くべきものなんでしょうね。いやはや、お恥ずかしい限りです。でも、なかなかいい音です。
(#^.^#)
by バク・ハリー (2023-06-29 16:23)
バク・ハリーさん
ECMレコードは音作りのコンセプトとして「沈黙の次に美しい音」と言われていて、わずかにリバーブのかかった音作りは、このレーベル独特の空気感を生み出しています、メイン・スタジオはノルウェーのオスロにあるレインボー・スタジオですが、このアルバムはノルウェーのオスロにあるタシント・スタジオでレコーディングされています。アメリカやイギリスの録音とは違っていて、その独特の音はレーベル全体が統一感をもって企画されているため、レーベル自体の音のファンも多いです、いい音でしょう。
by ameneko (2023-06-29 20:48)