Pilot Second Flight [CD]
パイロットはスコットランドのロックグループで、73年にエジンバラでデビッド・ペイトンとビリー・ライオールによって結成されました。この二人はデビュー前のベイ・シティ・ローラーズに参加していたことでも知られています。そこにギタリストのイアン・ベアソンとドラマーのスチュワート・トッシュが加わり結成されたのがパイロットでした。セカンド・アルバム「セカンド・フライト」は75年にリリースされました。前作に続き、後期のビートルズやピンク・フロイドの「狂気」でエンジニアを務めていたアラン・パーソンズがプロデューサーを務め、彼のプロデュースは若さと技巧の両方で彼らの魅力を打ち出し、70年代のアフター・ビートルズと言われ、「ザ・ビートルズの遺伝子」を上手く受け継いでいて、ビートルズ直系の甘いメロディとハーモニー、エッジの効いたハード・ポップサウンドとなりました。核となって作っていたのはデヴィッド・パットンで、本作でも殆どが彼の作品です、特にポール・マッカートニーの影響が強くそのエッセンスを凝縮した作品でした。全英ナンバー・ワン・ヒットとなった「January」などを収録、そのポップなメロディはとことんキャッチーです。
「You're My No. 1」
「To You Alone」
「January」
「Call Me Round」
パイロットも懐かしいですね。
スマッシュヒットした「マジック」と「ジャニュアリー」
などの記憶が蘇りましたが、たしかにどちらの曲もビートルズの
「ハローグッバイ」の匂いを感じますね。
スコットランド出身という経歴も、ヒット当時は全米トップ40
による記憶のみなので誰もがアメリカ出身と思い込んでいました。
by NO14Ruggerman (2023-07-18 13:14)
なるほど、たしかに「ザ・ビートルズの遺伝子」ですね。
by バク・ハリー (2023-07-18 16:08)
NO14Ruggerman さん
パイロットのサウンドを聴いた時からイギリスのバンドだと思っていました。逆にイギリス人だと思っていたのにアメリカ人だった事もあって、困惑した人を明日紹介します。
by ameneko (2023-07-18 20:48)
バク・ハリー さん
70年代の初頭はアフター・ビートルズのミュージシャンが出て来た時代でした。明日も「ザ・ビートルズの遺伝子」を受け継いだそんなミュージシャンです。
by ameneko (2023-07-18 20:55)