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Jaco Pastorius Live In Montreal [DVD]


Jaco Pastorius Live in Montreal [DVD] [Import]

Jaco Pastorius Live in Montreal [DVD] [Import]

  • アーティスト: Jaco Pastorius
  • 出版社/メーカー: Decca
  • 発売日: 2006/10/23
  • メディア: DVD


ベーシスト、ジャコ・パストリアスの映像はあまり残っていない、「Live In Montreal」は特にリーダー・バンドの公式映像としては唯一のものとされている。ウェザー・リポート離脱後に結成したジャコ・パストリアス・バンドによる82年のモントリオール国際ジャズフェスティバル出演時のライブ演奏を収録している。いわゆるワード・オブ・マウス・セクステットでの小編成によるライブだが、ワード・オブ・マウス・ビッグ・バンドとは違った面が発見でき、メンバーそれぞれがフィーチャーされるシーンが多く、個々のミュージシャンがジャコの音楽を楽しんでいる感じのライブとなっている。「The Chicken」はジャコ・パストリアスの18番ともいえる曲で、この曲はジェイムス・ブラウン&ザ・JB'S、ビー・ウィ・エリスの曲で10代からR&Bに親しんでいたジャコ・パストリアスらしい選曲で、16歳でこの曲をプレイし始め、死の直前のライブまで、プレイをしていた曲である。「Mr.phone Bone」でのジャコ・パストリアス のベース・ソロは、バッハのチェロ曲「Chromatic Fantasy」からインスパイアーされたクラシカルなもので、見事にジャズと融合している。「Funny May」はブルース・シンガーのバスター・ブラウンのオリジナルで、ジャコ・パストリアスはヴォーカルを披露している。このライブのメンバーはジャコ・パストリアス (b) ピーター・アースキン (dr) ドン・アライアス (per) ランディ・ブレッカー (tp) ボブ・ミンツァー (sax) オセロ・モリノー (steel,dr) で、ドン・アライアス と ランディ・ブレッカーとオセロ・モリノーはジャコ・パストリアスのデビュー・アルバムからの付き合いであり、ピーター・アースキンはウエザー・リポートで6年間も一緒にプレイした仲である、ボブ・ミンツァーはワード・オブ・マウス・バンドのミュージカル・ディレクターを務めている。5年後の87年に36歳という若さで生涯を閉じた伝説のプレイヤー、ジャコ・パストリアスの圧巻のパフォーマンスを堪能できる。

「The Chicken」

「Mr.phone Bone」

「Funny May」

おまけで82年の武道館の映像で、ビッグ・バンドの「Liberty City」作曲もホーン・アレンジもジャコ・パストリアスです。

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