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土屋昌巳 Rice Music [CD]


Rice Music

Rice Music

  • アーティスト: 土屋昌巳
  • 出版社/メーカー: (unknown)
  • 発売日: 1970/02/01
  • メディア: CD


「ライス・ミュージック」は、日本のシンガーソングライター&ギタリストである土屋昌巳のファースト・アルバムで、82年にリリースされた。一風堂の3枚目のアルバム「RADIO FANTASY」(1981年)よりおよそ1年振りとなる作品であるが、一風堂のベース担当の赤尾敬文がバンドから脱退したために3人編成となり、ライブ活動が困難となったことから活動休止状態となり、土屋のソロ活動が多くなり、矢野顕子の全国コンサートツアー「また会おね」にギタリストとして参加し、坂本龍一(key)、村上秀一(dr)、仙波清彦(per)と共に全国ツアーを回る。本作の作曲はほぼ全曲土屋が担当しているが、1曲のみ坂本龍一が作詞および作曲を担当、また作詞は土屋のほかにジャイルズ・デュークおよび中西俊夫が担当している。レコーディングはロンドンのAIRスタジオを中心に行われ、土屋が共演を希望したジャパンのスティーヴ・ジャンセン(dr)やミック・カーン(b)のほかに、イギリスの著名なミュージシャンであるビル・ネルソンおよびパーシー・ジョーンズ(b)が参加、さらに日本からは仙波清彦と坂本龍一も参加している。特にコンセプトは無いがアルバムタイトルが示す通りに、土屋は日本人であることを強く意識して制作したと述べている。取り入れられた邦楽的なリズムやモチーフは、邦楽囃子仙波流家元の仙波清彦(per)が参加している為か、日本的な要素は確かに本物であり、テクノ・サウンドにエキゾチックな方向性を加えたアルバムとなった。
1か月後にリリースされた一風堂のシングル「すみれ September Love」がヒットする。

「Rice Music」

「Tao Tao」

「Night In The Park」

「KAFKA 」

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コメント 2

ゆうのすけ

土屋昌已さんの名前を初めて知った時のことは鮮明に覚えているんですよね。高校に入学した4月に 通学の乗換駅にある駅ビルのレコード屋さんで アン・ルイスの「La Saison(ラ・セゾン)」(6/5リリース)の予約をしたんですが その同じカウンターで ちょと年上の方が『RICE MUSIC』(6/21リリース)を予約されていたんです。その時は土屋昌已さんの音楽って聴いたことなかったんですが 販促の資料だったのかな?店員さんが土屋さんのポートレイトみたいなものを持ってきて・・・その時 土屋さんの怪し気な雰囲気をちらっと横眼に見たのがきっかけでした。しばらく忘れていたんですが 「すみれ~」が話題になり始めて音楽を知るんですが あの時の!って思い出すのでした。ニューウェーヴ/ニューロマンティック/オリエンタル/ネオ・ジャパネスクな雰囲気が新鮮でしたね。^^♬~
by ゆうのすけ (2023-10-23 13:33) 

ameneko

ゆうのすけ さん
土屋昌巳は76年に結成した美乃家セントラル・ステイション時代からずっと注目していたギタリストで、大橋純子&美乃家セントラル・ステイションライブも見に行きました。一風堂を結成し、今度はニューウェーヴなのねと思い、さらに「ライス・ミュージック」の完成度の高さは驚きました。仙波清彦や坂本龍一の影響もあり、日英のミュージシャンの融合からなるサウンドは、より日本的なものとなりました。個人的には大好きなフレットレス・ベースの名手のパーシー・ジョーンズが参加しているのが嬉しかった。「すみれ September Love」もこのアルバムがあったから生まれたと思っています。
by ameneko (2023-10-23 23:37) 

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