尾崎亜美 S-mile [CD]
1976年にシングル「冥想」でデビューした尾崎亜美の40周年を記念したアルバム「S-mile」は2016年にリリースされた。ジャケット及びアーティスト写真はアメリカを拠点に雑誌、広告、ファッションと広い分野で活動しているフォトグラファー・俵山忠の撮影によるもので、今回のレコーディングでLAを訪れた際にセッションが行われた。デザインは少年ナイフのジャケット等でワールドワイドな活動をしている岡田由美子が手掛けており、柔らかな光を生かしたポートレートは尾崎の新たな魅力を引き出したものとなっており、アルバムタイトルの「スマイル」という世界観をも見事に表現している。
尾崎亜美(key&vo)に小原礼(B)と屋敷豪太(Dr)のリズム隊に加え、ギター陣にはマイケル・トンプソン、鈴木茂、是永巧一、奥田民生が集結したDISC-1では「私がいる」「ありがとう」「名も無い歌でいい」などの新しく書き下ろした曲を、DISC-2では共同プロデューサーであり夫の小原礼とアンプラグド形式で演奏したスタジオ・ライヴをレコーディング「オリビアを聴きながら」を始めとする自身の代表曲のセルフ・カヴァーと「It's Too Late」「明日に架ける橋」などの有名楽曲のカヴァーを収録。全く表情の違う2枚がセットとなっているが、どちらの盤を聴いても女性シンガー・ソング・ライターの先駆けとして日本ポップス界をリードしてきた尾崎の才能と実力をあらためて感じる、まさに節目に相応しい作品に仕上がっている。
「私がいる」
「ありがとう」
「名も無い歌でいい」
「It's Too Late」
「マイ・ピュア・レディ」
「オリビアを聴きながら」
このアルバムが出た当時、
セルフカヴァー曲と当時のオリジナル曲と
両方聴いてしまいました。
昔のアレンジの方が聴き慣れているせいか?
好きかもと思いました。
(^▽^;)
by marimo (2023-10-27 08:29)
marimo さん
セルフ・カヴァー曲はオリジナルの方が好きかも、わかりますよ。夫の小原礼さんとの二人だけでの演奏でこれだけの演奏をしているのですから別物として聴いて下さい。昔から小原さんのベース・プレイとコーラスをライブ・ハウスで見ていたので、こんな感じでベースをプレイできたらと思っていて、特別な気持ちで聴いちゃうんですよね。
by ameneko (2023-10-27 23:42)