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佐藤允彦 All In All Out [CD]


オール・イン・オール・アウト

オール・イン・オール・アウト

  • 出版社/メーカー: ソニー・ミュージックレコーズ
  • 発売日: 1991/07/25
  • メディア: CD


佐藤允彦,1966年から1968年までアメリカ合衆国ボストン市のバークリー音楽院(現バークリー音楽大学)に留学して作曲・編曲を学ぶ,その後にチャールス・ミンガスのアルバム「Charles Mingus With Orchestra」の録音に参加。「All In All Out」は1979年にリリースしたアルバム、佐藤允彦は、日本人ピアニストだけあって、日本風の叙情的メロディの曲が多いのだが、今回の作品は、とにかく演奏が切れまくっている。特に佐藤允彦のアコースティック・ピアノとハーヴィー・メイソンのドラムの切れ具合が半端ではない、この二人は、バークリー音楽院の同級生でお互いの音楽を熟知している間柄。この作品のメンバーは、佐藤允彦 (p)、デイヴ・リーブマン (sax)、川崎燎(g) 、フランシスコ・センティーノ(b)、ハーヴィー・メイソン (dr)、ルーベンス・バッシーニ(per) 、ホーンセクションにランディ・ブレッカーやバリー・ロジャースらが参加。フランシスコ・センティーノは、渡辺貞夫の「モーニング・アイランド」にも参加し、来日公演にも参加していて、その演奏を見ていたんですけど、個人的に凄いとベーシストになるかと思っていたですけど、その後聴くことがなくなっちゃったので残念でした。


「Moth Ball 」曲調はハイテンションの激しいナンバーで、マイルス・デイヴィスのバンドにもいたことがあるデイヴ・リーブマンのテナーサックスがやたらカッコイイのと、佐藤允彦のアコースティック・ピアノ・ソロも凄いがその時のハーヴィー・メイソンのドライブ感が尋常ではない、フランシスコ・センティーノのベースもイイです。本作のハイライトといえる曲である。

「Grama Grass 」叙情的に始まりその後のソロの盛り上げ方が抜群に上手い。

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