Warren Bernhardt Trio [CD]
ビル・エヴァンスの愛弟子のピアニスト、ウォーレン・バーンハート。彼のアルバム「Amelia’s Song」「So Real」と並ぶピアノ・トリオの傑作「Warren Bernhardt Trio」は、エディ・ゴメスのウッド・ベース、ピーター・アースキンのドラムという申し分のないサポートを得て吹き込まれた83年の作品。ウォーレン・バーンハートらしい柔らかい雰囲気ときりりと冴えわたるような音色と流麗かつ華麗な表現力が光る。クラシックで学んだ豊かなテクニックはジャズ・ピアニストとして洗練され、そのフィーリングはより美しく、豊かさを深めている。同じクラシックからジャズピアニストになったビル・エバンスの門下生だけの事はある。ウォーレン・バーンハートはその後ジャズとクラシックのレコーディングを繰り返してリリースしている。93年のスティーリー・ダン再結成ライブでは、ウォーレン・バンハートがスティーリー・ダンのミュージカル・ディレクターとピアノの演奏も務めている、さらにドラムが偶然にもピター・アースキンだったのには驚きました。
「Fun Ride」Composed By – Bill Evans
「A Remark You Made」Composed By – J. Zawinul
「New Samba」Composed By – W. Bernhardt
「B-Loose Blues」Composed By – W. Bernhardt
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