Blue Montreux II [CD]
1978年モントルー・ジャズ・フェスティバルでアリスタ・レコードはアリスタ・オールスターズのユニットを作り合計5枚のライブ・アルバムを作る。メンバーは、マイケル・ブレッカー(ts)ランディ・ブレッカー(tp)トニー・レビン(b)マイク・マイニエリ(vib)スティーブ・カーン(g)スティーブ・ジョーダン(dr)ウォーレン・バンハート(p)のユニットで様々なフォーマットの演奏をして、フェスティバルの最大の目玉となった、アリスタ・オールスターズのユニットからリリースされたライブ・アルバム「ブルー・モントルー」の緻密で迫力のある演奏は好評となり続編の「ブルー・モントルーII」が79年に発売する、ゲストでラリー・コリエル(g)やエディー・ゴメス(b)も参加し完全な形で、このステージを再現することになる。その内容は前編にも全く引けを取らない内容で、特にマイケル・ブレッカー作曲の「Uptowned」はエディ・ゴメス(b)の参加もあり、そのストレート・アヘッドのジャズは大きな話題を呼んだ。「Candles」ではマイケル・ブレッカーがソプラノ・サックスを吹いている、彼がソプラノを吹くのは珍しく、貴重な演奏である。彼らのリーダーは、マイク・マイニエリ(vib)で、このアルバムのプロデュースもつとめている。
「Uptowned」
「Candles」
おまけで前編「ブルー・モントルー」の映像から「Blue Montreux」トニー・レビン(b)がスティックを弾いています。
おまけで前編「ブルー・モントルー」の映像から「I'm Sorry」
こんにちは。
モントルー・ジャズ・フェスティバル、一度は訪ねたいフェスティバルです。意外に幅広いジャンルのサウンド・演奏があるみたいですね。
P.S.amenekさん、コメントありがとうございます。勇気づけられる温かいコメント・内容に感謝です。後悔ばかりですが、残された者は現生で適度に踏ん張ろうと思っています!?(=^・ェ・^=)
by Boss365 (2023-06-23 11:36)
トニー・レヴィンをはじめ、実力派プレイヤーは、ひとつのバンドにとらわれることなく、いろいろなアーティストと共演するのが常なんですね。聴いてる方もその方が楽しいな。(^。^)/
by バク・ハリー (2023-06-23 17:47)
Boss365 さん
スイス、レマン湖畔の町モントルーで行われるモントルー・ジャズ・フェスティバルはジャンルに関係なく幅広いジャンルのアーティストが出演していますよね。
あまり後悔なさらないように、その気持ちは十分にすももちゃんに伝わっていますから。
by ameneko (2023-06-23 21:05)
バク・ハリー さん
このアルバムに出演しているミュージシャン達は(スティーブ・ジョーダンは新人だったので違いますが)70年代初頭から一緒にニューヨークでセッションをしていた仲間達でした。この時中心となっていたマイク・マイニエリとウォーレン・バンハートの2人は、まだ無名だったトニー・レヴィンとスティーブ・ガットのリズム隊とニューヨークのセッション・ギタリストのデヴィッド・スピノザでリマージュというバンドを組んでいたのです、残念ながらレコードをリリースすることなく解散する幻のバンドだったのです。トニー・レヴィンはキング・クリムゾンに入る前はマイク・マイニエリ達と活動をしていた仲間でした。
by ameneko (2023-06-23 21:45)