STEPS STEP BY STEP [CD]
79年にヴィブラフォン奏者のマイク・マイニエリがニューヨークで結成したステップス、メンバーはマイク・マイニエリ(vib) マイク・ブレッカー(ts) ドン・グロルニック(p) エディ・ゴメス(b) スティーヴ・ガット(ds)で、ファースト・アルバムは渡辺香津美(g)をゲストに向かえ、東京の「六本木ピットイン」で録音された2枚組ライブアルバム「スモーキン・インザ・ピット」を80年にリリース、新感覚のアコースティック・ジャズは、当時のジャズ・シーンに大きな衝撃を与えた、ライブは80年12月14日と16日の2日間で、初日を見に行くことが出来ました、入れ替え制で一日2回の演奏、2回とも見る事ができ、結局6時間以上は演奏をし続ける物凄いライブでした。80年はウィントン・マルサリスの出現で4ビート・ジャズのシーンがにわかに復活してきた頃、80年代の音楽シーンも面白くなるんだろうなと楽しみにしていたのを思い出します。その後に日本でスタジオにも入り、オリジナル・ステップスとしては唯一のスタジオ録音盤「ステップ・バイ・ステップ」をレコーディング。その後ステップスは、ドラマーがウエザー・リポートのピーター・アースキンに代わり、バンド名もステップス・アヘッドに変わります、「STEP BY STEP」はスティーヴ・ガットが参加した最後のアルバムとなりました。
「Uncle Bob」
「Bullet Train」
「Belle」
これこそ伝説のライブといっていいのでは?
サックスもいいけど、ヴィブラフォン綺麗な音ですね。
スティーヴ・ガットはピットイン好きだったのかな?
生で聞けたら最高ですね!!!
by バク・ハリー (2023-06-22 15:03)
バグ・ハリーさん
間違いなく当時のニューヨークのトップ・ミュージシャンの力を聴く事が出来たライブでした、演奏がすべて終わったのは午前2時をとっくに過ぎているのも気がつかないほど時間を忘れる演奏でした。リーダーのヴィブラフォン奏者のマイク・マイニエリは当時のニューヨークのミュージック・シーンを引っ張っていたミュージシャンでした、彼のメロディアスなソロは素晴らしかったですよ、アルバムの作曲も彼の作品がほとんどでした。スティーヴ・ガットが六本木ピットインの作品が多いのは、ジャンルもありますが、当時の最新の録音機器を備え、同じビルのソニーの六本木スタジオと回線でつながっていてミキシングも出来るハコでした、そんなライブ・ハウスは当時、六本木ピット・インしかありませんでした。音にうるさい山下達郎もここでライブ・レコーディングしているね、スティーヴ・ガットはガット・ギャングだけなく他のアーティストともライブ・レコーディングしていますよ。
by ameneko (2023-06-22 21:20)