浜口茂外也 DIN DON [CD]
70年代から現在に至るまで、細野晴臣、鈴木茂、吉田美奈子、高中正義、松任谷由美、山下達郎、SPEED、ウルフルズなどをはじめとする、膨大な数に及ぶトップ・アーティストのセッションに参加してきた名パーカッション・フルート奏者でもある浜口茂外也の10年ぶりのリーダー作「DIN DON」は2000年にリリースされた。父親は、音楽家の浜口庫之助。10代より、近所に住む細野晴臣と親交があり、75年に細野晴臣に誘われティン・パン・アレーのツアーにパーカッションとフルートで参加する。早稲田大学在学中にニューヨークに渡り、フルーティストのジェレミー・スタイグに師事する腕前で、チョット前に紹介した四人囃子の名曲「レディー・ヴァイオレッタ」のアルバム・バージョンでもフルートを吹いている。このアルバムの一番のききどころは浜口自身によるヴォーカルで、甘く、優しく大人の魅力を放つその声はマンボ、ボサノバ、ラテンなどを題材にしたシンプルなサウンドとマッチし独特の癒し系の味を全編に渡り醸し出している。このアルバムで浜口茂外也はパーカッション、フルート、ギター、キーボード、ボーカルと演奏者としてマルチな所を存分に発揮してます、吉川忠英のウクレレ、新川博のキーボード&アコーディオン、細野晴臣と小原礼と高水健二が一曲ずつベースで参加し、その最小限のユニットから出る音は、さりげないセンスから成るもので、今まで長年に渡り日本のミュージックシーンを支えていたのを感じられる素晴らしい演奏です。
「I Believe I Can Fly」
「Silencio」
「Din Don」
おまけで忌野清志郎と浜口茂外也の2人組ユニットのトーサンズ から「パパの歌」作詞:糸井重里、作曲:忌野清志郎。
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by 안전놀이터 (2024-01-31 13:39)