Earth,Wind&Fire Head To The Sky [CD]
- アーティスト: アース・ウィンド&ファイアー
- 出版社/メーカー: Sony Music Direct
- 発売日: 2004/09/01
- メディア: CD
アース・ウィンド&ファイアーのコロンビアへの移籍第2弾で通算4枚目のアルバム「Head To The Sky」は73年にリリースされ、移籍時のメンバー・チェンジでフィリップ・ベイリーを含め全盛期のメンバーがほぼ揃い、ワッツ103rdストリート・リズム・バンドのギタリストだったアル・マッケイもこのアルバムから参加している。リーダーのモーリス・ホワイトはチェスのハウス・ドラーマーやジャズ・ピニストのラムゼイ・ルイス・トリオのドラマーだったり、ミニー・リパートンが在籍していた60年代のバンド、ロータリー・コネクションのソウル、ソフトロック、ゴスペル、フォークなどの要素をサイケデリックに融合したニュー・ソウルの音楽に大きな影響を受け、そんな彼のバックグラウンドであるジャズとニュー・ソウルにアフリカ音楽と時代的に勢いのあったファンクの要素をさらに取り入れているアルバムで、ジャズやラテンやアフロなどが混ざり、さらにエンターテイメント性の高いブラックミュージックが適度に混ざり合い、独自の音楽性を作り出している。本作を最後にPファンクに移る紅一点のジェシカ・クリーヴスのヴォーカルも聴ける。「Evil 」と「Keep Your Head to the Sky」R&Bチャート30入りのヒットとなり、「Keep Your Head to the Sky」ではフィリップ・ベイリーのハイ・トーン・ヴォイスが聴ける。「Zanzibar」は13分にも及ぶジャズ・ファンクのナンバー。
「Evil 」
「Keep Your Head to the Sky」
「Build Your Nest 」
「Zanzibar」
FW&Fの数ある曲の中で私の最も愛する曲「ザンジバル」をピックして頂きありがとうございます。
本アルバムはアフリカ大地の泥臭さが最も強く感じられるのでマイベストアルバムです。
by NO14Ruggerman (2022-03-18 01:38)
NO14Ruggermanさん
カリンバの音を初めて聴き、これだけでアフリカの音だと強烈に印象に残ったアルバムでした。ジャズ・ファンクのナンバーは今でもライブでは演奏していますよね、ここまでアフリカが強くは無い「Africano」とか、演奏力の高さはこの当時でも凄かったですよね。
by ameneko (2022-03-18 23:13)