Antônio Carlos Jobim Wave [CD]
- アーティスト: アントニオ・カルロス・ジョビン
- 出版社/メーカー: Universal Music
- 発売日: 2020/09/02
- メディア: CD
20世紀のブラジル音楽を代表する作曲家、編曲家、ミュージシャンのアントニオ・カルロス・ジョビン。イージーリスニング調のアルバム「ウェーブ」はアントニオ・カルロス・ジョビンの5枚目のスタジオ・アルバムで、67年にリリースされた。参加したミュージシャンはトロンボーン奏者のアービー・グリーンとジミー・クリーブランド、フルート奏者のジェローム・リチャードソン、ベーシストのロン・カーターなどで、67年に録音した本作はイージーリスニング調のソフトな感触のインストゥルメンタル作品ということで人気がある。ここではヴォーカル曲は1曲だけで、あとはクラウス・オガーマン編曲指揮のストリングス入りオーケストラとの共演による心地良いインストゥルメンタル。名プロデューサーのクリード・テイラーがプロデュースしたCTI/A&M作品ということで、ネイティヴなボサノヴァとはやや趣が違うが、アメリカナイズされたその都会的な雰囲気がジョビンのメロディにフィットしていている。この後もボサノヴァを基調としたインストゥルメンタル・アルバムの名作を次々とアメリカでレコーディングしていく。「イパネマの娘」「コルコヴァード」「ワン・ノート・サンバ」など、アントニオ・カルロス・ジョビンは実に多くのボサノヴァの名曲を書いている。
「Wave」
「Triste」
「Lamento」
「Captain Bacardi」
大好きなんですよ！＾＾♫～
どこで初めて聴いたんだか忘れてしまいましたが 特徴的な名前を覚えていたので再びどこかで聴いた時に無性にＣＤを買わなくちゃ！って通販でＣＤを買ってから かなりはまっちゃいました。＾＾
決まって音楽を聴く時間が夜になってしまって 寝る時に部屋を真っ暗にして！とにかく心地よくて。＾＾
このアルバムと私は同い年なんですね。ナベサダさんの活躍もあって日本でも ボサノバが人気を集めた頃だと聞いています。私にとって当時は聴いたのかは判りませんが どこか子守歌のような包まれる感じを覚えるんです。そしておだやかな波のように深い眠りに誘われるのです。（ボサは私にとって どのジャンルよりもサウンドとして影響を受けているように思うんです。）＾＾♡
by ゆうのすけ (2022-09-27 09:25)
ゆうのすけさん
ボサ・ノヴァお好きでなんですね、このアルバムの曲はイージー・リスミング調だったので、70年代から喫茶店とか色々な所で流れていました。喫茶店で、あっアントニオ・カルロス・ジョビンの曲だと思って聴いていました。ボサ・ノヴァのアルバムと言えば何と言ってもアメリカのジャズ・サックス奏者スタン・ゲッツと、ブラジルのボサ・ノヴァ歌手ジョアン・ジルベルトが連名で63年に録音し、64年に発表したアルバム「ゲッツ/ジルベルト」で、世界中にボサ・ノヴァを広めたアルバムでした。アントニオ・カルロス・ジョビンもピアノで参加し、チョット前に紹介したミルトン・バナナもドラマーで参加、アントニオ・カルロス・ジョビンの名曲「イパネマの娘」「コルコヴァード」をジョアン・ジルベルトの妻だったアストラッド・ジルベルトがボーカルを担当し大ヒット、アメリカにおけるボサ・ノヴァ・ブームを決定づけ、その後に日本でも渡辺貞夫さん達により伝わりボサ・ノヴァ・ブームとなったらしいです。
by ameneko (2022-09-27 21:08)