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サディスティック・ミカ・バンド 黒船 [CD]


黒船

黒船

  • アーティスト: サディスティック・ミカ・バンド
  • 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック
  • 発売日: 2018/09/19
  • メディア: CD



1974年、日本は空前のフォークソングブーム、ロックはブルースロック、ニューミュージックそんな言葉もまだ無い中、黒船は作られ、加藤和彦を中心に色々な意味で日本の音楽を変えていくぞ、そんなコンセプトで黒船というタイトルにしたんだと思う。加藤和彦の哀愁のある世界、高中正義のギターサウンド、小原礼の当時やりたかったファンキーなサウンド、高橋幸宏の素晴らしいドラム、メンバー全員でのインストルメンタル、そして、ミカのオシャレなボーカル、そして最後にプロデューサーのクリス・トーマスの参加、彼はビートルズのホワイトアルバム以降のスタッフで、当時のイギリスの最先端の技術で、編集して、日本人の技術者が呆然としていたらしい、彼は当時、エルトン・ジョンやロキシーミュージック等のプロデューサーもしていましたよ。今でも歌われている、名曲タイムマシンにお願いが入っています。
チョット面白い話なんですが、この後、加藤和彦とミカは離婚して、バンドは解散し、ミカはロンドンでクリス・トーマスと暮らすのですが、その時面白いバンドがいるので見に行くと、まだ無名のセックス・ピストルズを見ることになるのですが、クリスはどう思うと?ミカに聞き、ミカが絶対にやった方がいいよと言われて、じゃあやるよとプロデュースをする事になっていき世界初のパンクロックバンドとして世の中に出ていく事になっていく。ミカの一言が凄いよね。

「塀までひとっとび」


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